palanARによるARコンテスト「palanAR Winter Challenge 2023」受賞作品決定

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株式会社palan

株式会社palan(本社:東京都渋谷区、代表取締役:齋藤 瑛史、以下 palan)は、同社が運営するノーコードAR作成サービス「palanAR」によるコンテスト「palanAR Winter Challenge 2023」の受賞作品を特設ページで発表いたしました。2回目の開催となる今回は、日常生活を快適にするARやお正月や2024年の始まりを楽しむARなど個性あふれる作品を応募いただきました。その中から厳正な審査の結果、10点の受賞作品が決定いたしました。

「palanAR Winter Challenge 2023」特設ページ:

https://palanar.com/contest/winter_challenge_2023

palanAR Winter Challenge2023 開催背景

現在、AR(拡張現実)やMR(複合現実)の技術は急速に発展しています。

Apple Vision ProやMeta Quest 3などヘッドセット型デバイスの登場により、ARに注目が集まっている一方、業界の課題としてコンテンツ不足が挙げられます。

palanが提供する「palanAR」は、誰もが簡単にAR体験を作り出すことを可能にしたノーコードAR作成サービスです。


昨年開催した「palanAR SUMMER Challenge2023」では、小学生からシニア世代まで幅広い年齢層の方から応募いただきました。
前回のコンテストからさらに多様なコンテンツが生み出され、業界の発展や未来のARコンテンツの可能性を考える機会を提供するため「palanAR Winter Challenge 2023」を開催することにいたしました。

「palanAR Winter Challenge2023」受賞作品

https://youtube.com/watch?v=nOdXr2c_Egs%3Fautoplay%3D0%26fs%3D1%26rel%3D0

●MRデバイス賞:

「年賀2024!!淡路島えんぎもの探し」yuki.awaji様

【受賞者コメント】

最初は年賀状のために初めてpalanARを使用してから、触れば触るほど楽しくなり、時間があればこんな事もできるのでは?とプログラム・3Dツールを調査、組み込みを繰り返すうちにどんどん没頭していきました。

初心者はもちろん、プロでも気軽に試して作り込めますし、サーバーなども気にせず作ることだけに没入できるのはとても素晴らしい環境だなと思います。

最近はVPSなども興味があり、調べているところです。

コンテストと、この環境がなければココまでモチベーションを保つことができなかったと思います。

この度は素晴らしい機会を与えてくださり、誠にありがとうございました。

【審査員コメント:株式会社palan】

撮影のロケーションも映え、また空間や音楽を組み合わせ、見てて飽きないコンテンツだと感じました。

ただ見るだけではなく明示的にユーザーの操作(タップなど)を促すことで、よりインタラクティブに体験者に楽しんで頂けることができると思います。

空間を大きく使うことで、MRデバイスでも映えやすい内容になっており、MRデバイス賞に選定させて頂きました。

●Niantic賞:

「かっぱ出没」KAPPA BASH様

【受賞者コメント】

Niantic賞を受賞できたこと、大変光栄に思います。

隅田川の伝説、カッパをARで蘇らせ、その魅力を現代に伝えられたことは夢のようです。

カッパとの不思議な出会いが、あなたにも訪れるかもしれませんよ。

【審査員コメント:Niantic, Inc、白石 淳二様】

「palanAR Winter Challenge2024」にて多くのユニークな作品を楽しませて頂きました。そして、8th Wallオプションを活用して作られた作品群の中から、外出時にこんな不思議な出会いがあったら楽しいと思えた「かっぱ出没」を、Niantic賞として選ばせていただきました。自然すぎて最初は気づきませんでしたが、手すりの向こう側にバーチャルのカッパを出現させるには色々な工夫が必要だったんじゃないかと思いました。ぜひ作成した方に聞いてみたいと思いました。

●ARアート賞:

「Echo#1」radicalOta様

【受賞者コメント】

一昨年XRと出会いそこからフィジカルのキャンバス作品とARを掛け合わせた作品を制作してきましたが、初めてこのような賞を受賞でき嬉しく思いつつ、自分の表現方法に自信が持てました。この機会を活かして更に制作を続け新しい美術鑑賞体験を開拓していきたいと思っております。ARアート賞に選出いただき重ねて感謝いたします。

【審査員コメント:株式会社織絵・代表取締役社長、作山 雄彦様】

AR(拡張現実)を作品の一部として統合し、その技術や行為に焦点を当てるアプローチは、現代アートにおいて非常に興味深いです。この様な作品は、デジタルとリアルの境界線を模索し、新しい表現の可能性を追求しています。作品自体がARを通じて豊かな体験を提供する一方で、AR体験に頼らず、作品そのものと対話し、鑑賞できるというアプローチは、アートにおいて新しい視点を開拓していると捉えました。

このアプローチにより、デジタルとリアルの境界線が曖昧になり、新しい領域が生まれることを期待します。アーティストがリアルとデジタルの手法を両方取り入れることで、異なる次元からの視点を融合させ、作品に深みと多様性を与える事が出来ると感じました。

同様な作品が増え、アートの領域がさらに多様で革新的なものとなり、新たな視覚的・感覚的な体験を通じてアートとの関わり方を再評価する事を期待すると共に、アートがリアルとデジタルを融合させ、その境界に挑戦することで、新たなアートの形態や文化が生まれ、進化していく可能性も期待しています。

●palanAR賞

「星の傘」うっぴー様

【審査員コメント:株式会社palan】

傘の柄と合わせた世界観含め、現実を素敵に拡張している作品だと感じました。

傘の石突をマーカーとしたARを初めて見ましたが、トラッキングも安定しており、惑星や星の動きも可愛いです。

現実の傘の魅力をデジタルでより高めることが出来ることが出来ている作品だと感じ、palanAR賞に選定させていただきました。

「i’m lovin’ it」ながみね様

【審査員コメント:株式会社palan】

自分の「好き」など気持ちをARで表現できる、ARを活用したコミュニケーションの可能性を感じさせて頂ける作品でした。

実際に体験するとまだ安定しない部分はありますが、(palanARのトラッキング含め)改善することで、より安定した指さしARが出来るようになり、様々なユースケースで使われるようになると良いなという期待を込め、palanAR賞に選定させて頂きました。

●アイデア賞

「【VR演劇チョイス】公演観賞体験AR」maropi様

【審査員コメント】

目の前の空間が劇場になるというアイデアが素晴らしいと感じました。

ARで実現することで、「今いる空間で演劇を見ること」ができ、新たな価値を感じることが出来るのではないかと思い、アイデア賞に選定させて頂きました。

「おに退治できるかな?」まるな様

【審査員コメント】

シンプルですが、イベント機能を活用した、お子さまが楽しめるような素敵なアイデアだと感じました。

実際にお子さまにスマホをタッチして遊んで頂く様子が目に浮かびます。

節分がより楽しくなるようなアイデアだと思います。

「地域の天気による商品提案アプリ」forks様

【審査員コメント】

利便性も高く、また天気によって変わる演出含め、創造性が高いコンテンツだと感じました。WebARでありながらも、1つのURLで一人ひとり異なる動的なコンテンツを実現しています。

まだ私達も改善段階にあるカスタムコード機能を上手にご活用頂き、アイデアをわかりやすく形にされていることから、賞に選定させて頂きました。

「富士山ゴミ拾いARゲーム」Takupon Papa様

【審査員コメント】

社会問題への意識を、楽しみながら変えていくことができるコンテンツだと感じました。

動画ではなく、3次元のARにより問題を伝えることで、理解も深まる教育・啓蒙の可能性を感じ選定させて頂きました。

「だんグラとpalanARでMR体験!」ホロちゃん様

【審査員コメント】

私達もWebARコンテンツをスマホで縦、もしくは横で見るもの!という先入観があった為、MRグラス「だんグラ」での活用方法に驚きました。

スマートフォンの場合、どうしても視野が狭くなってしまうことや、かざす大変さがありますが、今回のご利用方法でそういった問題も解決できる可能性を感じました。

コンテスト主催コメント

今回、第1回を上回る作品のご応募を頂きました。ありがとうございました。

最後まで選定に迷うほどレベルも高く、その中でもより私達の可能性を広げて頂けそうな作品を選ばせて頂きました。

今年はApple Vision Proも発売され、AR・MR・空間コンピューティングが広まる時代が来るだろうと言われています。

その中でも、私達が大事にしていることは「誰でもARコンテンツを作成し、目の前の現実を豊かにする」世界を創りたいということです。

今回、コンテストの開催にあたり、いくつもの学校(小学生向けも含め!)でワークショップを行い、多くの学生にARコンテンツを作って頂きました。

より手軽に、ただ人の心を動かしたり、便利に出来るようなコンテンツがpalanARで生まれるよう、サービスをより進化させて参ります。

今回はご応募、エントリー誠にありがとうございました。

第3回の開催も予定しておりますので、ぜひ次回も素敵な作品の投稿をお待ちしております。

■「palanAR Winter Challenge2023」概要

【スケジュール】

・作品募集期間:2023年12月1日(金)~2024年1月31日(水)

・結果発表:2月20日(火)

・賞品送付:2月21日(水)〜 順次発送

【応募資格】

・palanARの登録をしていること

・palanARのコミュニティに参加(任意)

【応募条件】

・palanARを使用したARであること

・palanARが提供するすべてのARの種類で応募可能

(賞によっては、審査対象となるARの種類が限定されています。詳細は、特設サイトの応募要項をご確認ください。)

・ご自身で作成されたコンテンツのみ応募可能

・利用規約に則った3Dモデルや画像などの素材の使用が可能

・異なるプロジェクトで複数回応募可能

・SUMMER Challenge 2023受賞作品でないこと

【特設ページ】

https://palanar.com/contest/winter_challenge_2023


■WebARについて

WebブラウザのみでARを実現する技術をWebARと呼び、現在企業のキャンペーンや販促などに広く用いられています。近年、WebARを利用したサービスを地方自治体、観光業界、エンターテインメント業界など、多くの企業より採用いただきサービス開発のパートナーとして制作・開発を行っています。

WebARの詳細はこちら
https://xr.palan.co.jp/webar

ニーズやご予算・納期に合わせた制作のご相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
https://studio.palanar.com/contact

■palanAR サービス概要

「palanAR(パラナル)」は誰でも簡単に WebAR を作成できるオンラインツールです。

AR名刺や商品プロモーションなど様々なシーンで使われる WebAR 作成を無料(フリープラン)で試すことができ、商用利用可能なプランもご用意しています。
直感的な操作により、Web制作やAR作成のプログラミング知識がなくても簡単にARを作ることが可能です。
2019年のサービス開始以来、イベントや教育、プロモーションなど 26,000 以上のARを作成いただいています。

サービスURL: https://palanar.com 

プロの制作チームによるARコンテンツの企画・開発も可能です。お問い合わせよりお気軽にご相談ください。
https://studio.palanar.com/contact

■株式会社palanについて
株式会社palanでは国内の事例が少ない2017年頃からWebAR技術を用いた開発を続けております。
WebARのシステム開発開始以降、地方自治体、エンターテインメント業界等、幅広い業界よりサービス制作・開発を依頼いただいております。デジタルフォトフレームや、3Dの魚たちが現実世界を泳ぐWebAR水族館、社員の自己紹介やPR動画が流せるWebAR名刺などの話題サービスをどこよりも早く手がけて参りました。
今後も、お客様の声をもとにしながらWebAR技術の研究開発を進めて参ります。

【自社プロダクトのご紹介】
コードを書かずに魅力的なWebARを作成「palanAR」
https://palanar.com


■会社概要
会社名:株式会社palan
URL:https://palan.co.jp/
所在地:東京都渋谷区代々木1-58-16 清水ビル2F
代表取締役:齋藤 瑛史
設立:2016年11月1日
主な事業内容:ウェブサイト・ウェブシステムの企画・開発・実施・保守及びコンサルティング

【お問い合わせ】
株式会社palan
メール: contact@palan.co.jp
電話番号: 03-6555-4841

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