RelicとWangetが資本業務提携し、XRの新規事業開発を専門とする「Relic XR Studio」を設立

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Relic

 日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋貴朗、以下、Relic)は、3DCG/メタバースコンテンツ制作を行う株式会社Wanget(本社:東京都渋谷区、代表者:吉澤 壮弥、以下、Wanget)と資本業務提携契約を締結しました。また、RelicはWangetと提携しAR/MR/VRの新規事業開発を専門に行う「Relic XR Studio」を本日より提供開始します。なお、「Relic XR Studio」にはXRのプロデュースを行う株式会社x garden代表 松谷氏を共同責任者に迎えます。

 本提携では、Relicの新規事業開発の全フェーズ/全領域に対応する組織力とWangetが保有する3DCGをはじめとしたデジタルコンテンツ制作アセットを連携し、XR領域の新規事業開発支援ソリューションやプロダクトを共同開発していきます。「Relic XR Studio」では、まずはApple社が提供する空間コンピューティングヘッドセット、「Apple Vision Pro」等のXR Device対応アプリを開発していきます。

■市場可能性と提携背景

 グローバル市場調査会社であるGrand View Research社の拡張現実市場の規模とシェアのレポートによると、XRの世界市場規模は2020年に176億7,000万米ドルとなりました。2021年から2028年にかけては、年平均成長率(CAGR)43.8%で拡大すると予想されています。さらに、米国テックジャイアントをはじめとする世界的IT企業が、XR領域に対してハード・ソフト両面から巨額の投資を行うなど、XR市場は世界的に注目されています。

 一方、デバイスの性能面で多くの課題を有していることなどを背景として、一般消費者への普及は道半ばですが、「Apple Vision Pro」発売を受け今後、社会的にAR/MR/VRの普及・浸透が進む可能性が見込まれます。

 人々が生活や経済活動を行うバーチャル空間や普段の生活など、独自の観点から事業を生み出す可能性を秘めている領域と考え、この度の提携を機に、本領域の新規事業開発を推進する運びとなりました。

 Wangetは「人の可能性と、体験を拡張する。」をミッションとし、XR、メタバースなどの世界的なバーチャルコンテンツデベロッパーを目指す会社です。主な実績として、医療領域におけるインフォームドコンセントの3DCG動画、EC商品をAR/XRで立体的に表示するコンテンツの開発、配置シュミレーションでの活用など、これまで世界中のクリエイターと連携し、動画、3DCG、AR、XRコンテンツなど、300社以上の取引と15,000 本以上のデジタルコンテンツを生産してきました。


 また、企業課題・社会課題に向き合いながら、課題ドリブンでデジタルコンテンツを制作し、OpenXRなど世界標準に則った3DCG制作を推進することにより、より多くのプラットフォーム / デバイスで利用可能な3DCG制作を実現しています。

 今年3月からは、Apple Vision Pro向けの空間コンピューティングを活用したコンテンツ開発サービスを新たに開始しており、Apple Vision Proを活用したコンテンツ制作がすでに始まっています。


 Relicは日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」として、 世界でも類を見ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、 総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、 スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開しています。

 XR領域ではNTTドコモの先進技術を活用したメタコミュニケーションサービス「MetaMe®️」のサービス提供および運営の実績があります。そのほか創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績を持ちます。

 中でもRelicは新規事業開発の全領域に対応する組織力に強みを持ち、新規事業に特化した最大のビジネス、テクノロジー、クリエイティブが一体となったチーム(BTC組織)だからこそできる幅広く手厚い支援を提供しています。

 今回の提携を通し、Relicの新規事業開発の全フェーズ/全領域に対応する組織力とWangetが保有する3DCGをはじめとしたデジタルコンテンツ制作アセットを連携し、XR領域の新規事業開発支援ソリューションやプロダクトを共同開発していきます。

 提携第一弾として、AR/MR/VRの新規事業開発を専門とする「Relic XR Studio」 を立ち上げました。両社のアセットを活かす体制構築に加え、XRのプロデュースを行う株式会社x garden代表 松谷氏を共同責任者に迎え、開発支援にとどまらず、XRを活用した事業戦略や企画立案、開発/実行まで一気通貫で支援可能な強固な体制でXR領域の新規事業開発を推進していきます。

■「Relic XR Studio」概要

XR領域における新規事業を、アイデア創出からプロダクト開発まで一気通貫で支援します。「Relic XR Studio」では、まずはApple社が提供する空間コンピューティングヘッドセット、「Apple Vision Pro」等のXR Device対応アプリを開発していきます。

詳しくは下記お問い合わせフォームよりご相談ください。問い合わせフォーム

■本提携および「Relic XR Studio」設立へのコメント

黒木 裕貴

株式会社Relic 執行役員CCO l Co-Founder  プロダクトディスカバリー事業部長

Relicでは、新規事業のWebアプリやネイティブアプリだけでなく、ハードウェアも含めて幅広い領域のプロダクトを開発しています。中でも、XR領域の新規事業は今後ますます注目される分野として、弊社でもプロダクト開発を進めていました。

そのようなタイミングで今回メタバース/3DCG領域を強みとするWanget社と資本業務提携を締結し、一緒にXR領域の事業を進めることができるのを大変光栄に思います。また、XRを主軸にした事業を複数立ち上げている株式会社x garden代表の松谷さんも迎えて、あらゆる規模・形態の企業の新規事業開発を加速する唯一無二のチームを実現できると確信しています。これから登場する新しい技術やデバイスを活用して、社会の未来にインパクトを創出できることが楽しみです。


<プロフィール>

横浜国立大学を卒業後、大手ITコンサルティングファームにて法人向けシステム開発を多数経験した後、サイバーエージェントグループにてソーシャルゲームやSNSのフロントエンドやiOSアプリの開発に従事。その後、DeNAで主にECやSNS系サービスの開発やUI設計、iOSアプリをリードエンジニアとして牽引2015年にフリーランスとして独立し、スタートアップや大手IT企業のUIデザイン、フロントエンド、ネイティブアプリなど幅広い領域の開発支援を行う傍ら、自らサービスやiOSアプリを開発・運営し、数十万規模のDL/ユーザーを実現。2016年、株式会社Relicに参画し、クリエイティブ責任者であるCCO(Chief Creative Officer)に就任。主に自社サービスや新規サービスのUI設計/開発を担当。システム開発だけでなく、デザイン思考を活用したサービス開発・サービスデザインを得意とし、企業向けの研修や関連する記事の執筆なども多数。2021年より事業部を新設し、現職。

吉澤 壮弥 氏

株式会社Wanget 代表取締役 CEO

まずは今回のご協業を非常に光栄に思います。全て自社でやっていくという考えではなく、各社の強みを持ち合わせて共創していくことで、社会にもっと大きな価値を生み出すことができると感じております。

今回の協業により、XRやメタバースなどの活用、ミッションである「人の可能性と、体験を拡張する」機会の最大化、弊社の強みである国内外の大規模なクリエイターネットワークによる制作体制がより社会にご活用頂けることを期待しております。

<プロフィール>

熊本出身。1992年生まれ。大学卒業後、不動産ベンチャーに入社し、2019年に同社の代表取締役に就任。デジタルコンテンツやテクノロジーが生む、人類の体験の拡張性に震撼し、動画ソリューション事業を開始する。現在動画事業を推進しながら3DCGコンテンツ開発事業に注力中。

松谷 遼 氏

株式会社x garden 代表取締役 CEO

今回、このような素敵な取り組みに招集いただき、大変光栄です。

Relic様の持つ強固なクライアントネットワークと事業開発力、そしてWanget社の潤沢なクリエイティブリソースが掛け合わされることで、まだ誰も見たことのない「人と社会とXRの関係性」を築いていけるのでは…と非常にワクワクしています。

Vision Proの登場を追い風に、私も微力ながら過去の知見を総動員し、大志ある事業を1つでも多く、Relic XR Studioから生み出せたら嬉しいです。

<プロフィール>

慶應大学卒業後、株式会社じげん入社。

2017年訪日観光客向け事業を主軸にした株式会社Emooveを共同創業し、2019年に同社事業を東証マザーズ上場企業に売却。

2019年XRを主軸にしたクリエイションカンパニー株式会社x garden設立 

NTTドコモやJTBグループ、Nvidia、ニトリなど国内大手企業のXRプロジェクトを多数手掛け、Eコマース向けXR SaaSプロダクト「RITTAI」をリリース。

大前研一氏が学長を務める社会人向け大学「ビジネス・ブレークスルー大学」にて、全4回に渡るXR(AR・VR・MR)ビジネス講座の講師を担当。



■株式会社Wanget 会社概要

会社名  :株式会社Wanget

所在地  :東京都渋谷区渋谷1-3-18ビラ・モデルナC501/2

代表者  :吉澤 壮弥

事業内容 :海外クリエイターを活用した3Dコンテンツ開発・KPO事業/その他デジタルコンテンツ制作事業(動画・グラフィック等)

設立日  :2018年3月

URL      :https://www.wanget.jp/

■株式会社x garden 会社概要

会社名  :株式会社x garden

所在地  :東京都渋谷区渋谷2-14-13 岡崎ビル 803号室

代表者  :松谷 遼

事業内容 :XRを軸にしたコンサルティング、ソフトウェア開発、共同出資による事業開発、自社サービス開発

設立日  :2019年3月

URL      :https://x-garden.co.jp/


<本リリースについてのお問い合わせ先>

株式会社Relic 担当:黒木

TEL: 03-6455-7726 / FAX:03-6869-9452

E-MAIL:info@relic.co.jp株式会社Relic

株式会社Relic

会社名:株式会社Relic
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
設立:2015年8月
事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業
コーポレートサイト:https://relic.co.jp
事業内容:https://relic.co.jp/services/

 Relicは、⽇本企業の新規事業開発やイノベーション創出を⽀援する「事業共創カンパニー」です。世界でも類を⾒ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、総合的かつ⼀気通貫で新規事業やイノベーション創出を⽀援する「事業プロデュース/新規事業開発⽀援事業」、スタートアップ企業への投資や⼤企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開してまいりました。創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や⽀援の分野において唯⼀無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成⻑を実現してきたリーディングカンパニーです。
 従業員・拠点数・グループ社数ともに拡大しており、現在ビジネス職・開発職ともに積極的に採用募集しています。詳しくはRelic採用サイトをご覧ください。

<Relic採用サイト>
https://relic.co.jp/recruit/

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