ホロライブ4期生・角巻わため、3Dお披露目配信で同接「10万超え」 桐生ココ・天音かなたに続き3連続

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VTuber事務所「ホロライブ」の4期生である角巻わためさんは12日、3Dお披露目配信をYouTube Liveにて実施。6月第4週は桐生ココさん7月第1週は天音かなたさんと、このところホロライブでは4期生の3Dの姿を毎週お披露目しており、同時接続数が10万を越えてきたが、今回の角巻わためさんでも見事10万に到達し、3連続での記録達成となった。

角巻わためさんといえば、平日朝に公開している「わためのうた」に代表されるように歌も魅力のVTuberだ。今回も、アニメ「化物語」の「恋愛サーキュレーション」やオリジナル曲「曇天羊」、演歌の「天城越え」など歌多めの構成で、その美声を存分に披露していた。

また、後頭部の「ちょろ毛」などを見せたり、ガニ股ポーズをとったり、じゃんけんゲームを視聴者と楽しんだりと、3Dの体を存分にアピール。ココ会長の「あさココ」に端を発する「クソザコ回線」ムーブも見せたりと、彼女の魅力を存分に引き出す内容に仕上がっていた。

わためさんは最後に「今日は角巻わための3Dお披露目にお越し下さりありがとうございました。これからも角巻わため、これからも重大発表が続く4期生、ホロライブをどうぞよろしくお願いします!」と深々と頭を下げて感謝を伝えて、ひとつの大きな節目を迎えていた。


VTuberは、キャラクターの姿で動画や生放送をネットで配信している存在で、アニメやゲームと異なり、言葉や身振りで視聴者とリアルタイムで対話できるのが新しい。見た目で分類すると、「Live2D」などを活用して主に表情の豊かさで魅せる平面の2Dと、3D CGの体とリアルタイムモーションキャプチャーを駆使して生々しい動きを出せる3Dに大きく分かれる。2Dに比べて3Dは制作時間や費用がかかるため、VTuber業界では2Dでデビューして用意ができたら3Dに移行し、そのお披露目をファンが祝うという流れが出てきている。

YouTubeの同時接続数は、その名の通り同時に生放送を見ている人数を表す。一瞬見て去った人を含めた累計数でも、SNSやニュースなどを見て事後に訪れた人でもなく、リアルタイムで動員できるファンの数を表す重要な指標だ。2017年12月頃から爆発的に注目を集めたVTuberでは、大規模ライブやコラボ企画、3Dのお披露目が伸びやすい傾向にあり、人気トップ層では数万に到達することも珍しくないものの、3回連続で10万を超えるのはYouTuberを含めてもかなりの異例だ(なお筆者が知る限りの国内最高の同接数は、元NEWSの手越祐也さんが開いた引退会見の約130万)。

ホロライブはカバーが運営で、現在28名の女性VTuberが所属。包括ブランドの「ホロライブ プロダクション」で見ると「ホロスターズ」の11名の男性タレントのほか、中国やインドネシアの海外タレントも擁している。今年1月に開催したhololive 1st fes.「ノンストップ・ストーリー」などをきっかけに2020年、業界内での存在感を増している。日本発のアニメやゲームが海外で受け入れられているように、ホロライブ所属タレントの動画や生放送では、日本語以外のコメントも飛び交っている状況だ。

 
 
●関連リンク
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