NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア、Zoomのアバターを活用した「こどもアバターほっとライン」を8/30~9/3に実施

LINEで送る
Pocket

NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア

心を分かち合える社会づくりに取り組む NPO 法人東京メンタルヘルス・スクエア(所在地:東京都豊島区、理事長:武藤 収)は、8月30日~9月3日の期間中、オンライン会議ツールZoomのアバターを活用した1回20分の無料相談「こどもアバターほっとライン」を実施いたします。コロナ禍に入って以降、SNSからの相談が年々増加しており、2022年度には60,000件を超える相談件数となりました。その相談者の大半が20歳代以下からであり、悩みを抱える若年層がより相談しやすいように「顔出し、名前出し」が不要なカウンセリングの機会を今回設けることにいたしました。今後は、特にこどもの自死率が高まる9月1日と3月末の時期にあわせて定期的に実施していく予定です。

◎背景 

平成27年に厚生労働省から発表されたデータによると、18歳以下の日別自殺者数が9月1日が突出している状況となっています。要因として、「学校の長期休業の休み明けの直後は、児童生徒にとって生活環境等が大きくかわる契機になりやすく、大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる」と言われており、毎年同じ傾向となっているため、「9月1日問題」とまで呼ばれるようになりました。

8月下旬から、私たちのところには小中高校生と思われる方々からの相談が非常に多くなります。相談者の年齢層はお申込みの際に任意の記入項目にしているため、必ずしも相談者が若年層と分かるわけではありませんが、記入された情報だけでも約6割の相談者が20代以下という状況です。例年、この時期にはカウンセラーの体制を強化して対応していましたが、こども達にとってより相談しやすい環境を整えることも必要と感じ、オンライン会議ツールZoomのアバター機能を活用して、今年度から実施することにいたしました。

◎こどもアバターほっとラインについて

オンライン会議ツールZoomのアバター機能を活用して実施する1回20分の無料悩み相談。8月30日(火)~9月3日(日)16時~22時の期間中に実施。アバター機能を活用することによって相談者もカウンセラーも「顔出し、名前出し」が不要となり、苦しい思いを抱えているこども達がより相談しやすい環境を提供することを意図している。

◎こどもアバターほっとラインの運営費用を募るクラウドファンディング

ファンドレイジングプラットフォームCongrantを活用して、本活動の実施に伴う人件費・通信費などの諸費用を集めるクラウドファンディングを実施いたします。

実施期間:8月25日~9月23日

目標金額:50万円

プロジェクトURL:https://congrant.com/project/tms/8239/comments

◎NPO法人 東京メンタルヘルス・スクエアについて

傾聴力あふれるコミュニティと魅力あるカウンセラーの育成を目指し、歴史と実績のあるカウンセリング企業「東京メンタルヘルス」の後ろ盾を得て、2011年より活動を開始。匿名の無料電話相談「こころのほっとライン」、無料SNS相談「こころのほっとチャット」、50分3,000円の傾聴カウンセリング「お話しパートナー」などの活動を実施。企業や自治体等への研修やSNS相談の受託事業も行っています。現在、カウンセラー総勢約 130 名が相談支援活動を続けています。

◎団体概要 

団体名:NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア 

代表理事:武藤 収

設立:2012年1月 

所在地:〒171-0021 東京都豊島区西池袋 2-39-8 ローズベイ池袋ビル 3階 

事業内容:無料および低価格での悩み相談・カウンセリング/カウンセラー育成・研修/企業や自治体からの受託事業など 

URL:https://www.npo-tms.or.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ