バーチャル美少女ねむ、技術評論社より単著「メタバース進化論」を3/19発売 予約スタート&序文先行公開

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メタバース文化エバンジェリスト・VTuberのバーチャル美少女ねむさんは、技術評論社より書籍「メタバース進化論──仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界」を3月19日発売することを発表した。価格は1980円(税込)で、本日1月26日よりAmazonにて予約受付を開始している。また、今回の書籍発売の発表に合わせ、自身のnoteにて、同書の序文9000字および目次を無料公開した(参考リンク)。

バーチャル美少女ねむさんは、2017年9月11日より活動を開始した「最古の個人勢VTuber」として知られる。2019年5月にはオリジナル小説「仮想美少女シンギュラリティ」をAmazonの電子出版にて販売。2020年4月にはNHK「ねほりんぱほりん」バ美肉特集への出演、同年5月にはHTC NIPPONによる公式VIVEアンバサダーに就任し、その後も朝日新聞webメディア「論座」やフランス日刊紙「Libération」ほか多数メディアの取材を受けている。

最近では、スイス・ジュネーブ大の人類学者・Milaさんと共同で行ったアンケート調査「ソーシャルVR国勢調査」関連記事)や、「VR感覚」をテーマとした新オリジナル楽曲「ファントムセンス」を中心とした「ファントムセンスプロジェクト」など、メタバース文化を紹介する活動を精力的に行い、「メタバース文化エヴァンジェリスト」を肩書としている。

今回の著書「メタバース進化論」では、この「ソーシャルVR国勢調査」の結果を踏まえたうえで、メタバースに興味を持った幅広い読者の方を対象に、現在のメタバースの真の姿、そしてその革命性をわかりやすく伝える「メタバース解説書の決定版」を目指して執筆したという。メタバースの定義の考察から、ソーシャルVRを始めとした具体的なサービス、支える技術、生活の実態、新たな文化、抱える課題、そして「アイデンティティ」「コミュニケーション」「経済」に今後どんな革新をもたらすのかなど幅広い内容を扱っている。

(TEXT by アシュトン

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・バーチャル美少女ねむ(Twitter/YouTube/note
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