ホロライブ4期生・桐生ココ、2020年の元旦朝配信で「#とめてみろホロライブ」をTwitterトレンド入りさせる

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令和初となる2020年の正月。VTuber業界でも年越し、年始の番組が数多く配信されていますが、その中でホロライブ4期生、桐生ココ(きりゅうここ)さんが朝配信「あさココLIVEニュース!」にて発言した「#とめてみろホロライブ」がTwitterの日本のトレンド10位台に入ったことがVTuberファンの間で話題になっていました。当該生放送は下記URL(埋め込み許可がされていないためリンクとなっています)。

https://youtu.be/Trz-Ur8eRaI

ココさんは、12月28日にデビューしたばかりの女性VTuber。まず生い立ちが個性的で、プロフィールとしては「人間の文化に興味を持ち、異世界から日本に語学留学中の子供のドラゴン。仁義と任侠を重んじる正義感溢れるドラゴンで、気合いで人間の姿を保っている」というものです。つまりドラゴン+任侠+女の子なわけで、さらに身長が180cm、年齢は3500歳となっています。

これだけならVTuberでは割と普通(?)ですが、さらに「日本語と漢字は勉強中」という英語がネイティブで日本語に慣れていない個性が新しいです。初の生放送では、「ゲボかわ」(すごくかわいい)や「yamanママン」(ココさんのデザインを手がけたyaman**さんの呼び方)などのパワーワードを生み出し、丁寧なんだか物騒なんだかわからない物言いを見せつけて、英語とひらがながが飛び交うコメント欄が困惑するというカオスな状況でした。

https://youtu.be/0ngDDHw45AM?t=1072

翌12月29日よりスタートした、毎日の定番配信となるニュース番組風の「あさココLIVEニュース!」も斬新でした。雑談ではなく、ネタをきちんと立てるスタイルで、例えば、同じ4期生の天音かなたさんがデビュー配信でPowerPointを使っていたことを「クソダサ速報」として取り上げたり、先輩である夏色まつりさんに「一番恐ろしいホロライブのパイセンは誰ですか?」と聞いて「まつりかな✌️」という回答を引き出したり、ホロライブ全体曲の「Shiny Smily Story」の「Smily」は「Smiley」のスペルミスでは?と突っ込んだりと、自由奔放さを見せつけてました。

https://www.youtube.com/watch?v=6Y8cEnbk1I4&feature=youtu.be

 
今回の元旦配信でも、同期生の角巻わためさんが配信中、4回も回線が切断したことを「クソザコ速報」として紹介したり、自分が初配信に8分遅刻したミスを「ケツモチがいる放送だった」として、責任をゲスト出演した星街すいせい「パイセン」になすりつけたりとやりたい放題でした。

さらに「最強ケツモチ予定の先輩方」として、宝鐘マリンさん、戌神ころねさん、紫咲シオンさん、夏色まつりさんを紹介した上で、「そういうわけで私はホロライブのパイセンを味方につけましたので、もうやりたい放題。何か言いたいことがあります。運営のアニキたち、『#とめてみろホロライブ』でTweetして私を止めようとする人たちをどうにかぶっ飛ばしていただきたいと思います」と発言して、トレンド入りするきっかけを生み出しました。

なお、「#とめてみろホロライブ」は1月24日に豊洲PITにて開催するライブ「hololive 1st fes.『ノンストップ・ストーリー』」の「#とまらないホロライブ」に掛けた言葉となります。

一見、はちゃめちゃなことをやっている彼女ですが、個性の掛け合わせの新しさや番組が過激なだけでなく、他の人と被りにくいい早朝の配信、20分程度というほどよい長さ、同じホロライブの仲間をニュースとして取り上げることで自然と興味が行くようになるなど、番組のスタイルもよく考えられています。

「キャラ立ち」する個性といえば、アニメやゲーム、小説といった歴史ある業界でも枯れたと言われながら今だに生まれてきているわけで、VTuberでも魅力的な新キャラは引き続き生まれてきそうです。ぜひ桐生ココさんを始め、2020年も強力な個性のVTuber誕生と成長をチェックしていきましょう。

 
 
●関連リンク
桐生ココ(Twitter)
桐生ココ(YouTube)
ホロライブ