VTuberグループ「にじさんじ」所属の神田笑一さんは12日、自身のYouTubeチャンネルにて3Dモデルのお披露目配信を実施した。
仮面ライダー好きを公言しており、ニチアサ同時視聴配信も二年半以上毎週欠かさず行う神田さん。お披露目配信のサムネイルが、平成仮面ライダーシリーズ第一作目「仮面ライダークウガ」の変身ポーズという洒落た演出で、リスナーも始まる前から期待を隠せない様子であった。
配信は開幕からライブパート。サイリウムの光に包まれながら披露したのは和田光司さんの「Butter-Fly」。冒頭からエンドロールが始まりそうな展開にリスナーも驚いていた。なお、特別仕様のライブステージは、スーパーチャットに反応して研いだ包丁が降り注ぐというちょっと「怖い」仕様となっている。
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生歌披露を終え、改めて衣装を披露。いつもはサイリウムを「振る」側の神田さんだが、「アイドルみたいに『回って~』って言って!」とリスナーに話を振るお茶目な一面も見せた。神田さんの3Dモデル製作を担当したのは、同事務所所属の星川サラさんの3Dモデルを担当したゆーふぉさん。
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ここに長くいても仕方ないと次のコーナーへ。ここで、舞台転換の間に流れたショートムービーはなんと「昭和ライダー変身ポーズ集」。腰にはにじさんじを象ったベルトが巻かれており、変身ポーズに合わせて動作するギミック要素も実装されているという拘りある一品。
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余談だが、「仮面ライダーオーズ/OOO」の変身ポーズ時にはきちんとスキャナーまで用意されている。
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次のコーナーはお待ちかねのスクショコーナーへ。普段なら他のライバーを招いてのコラボとなるが、このご時世ではなかなか難しい。しかし、流石は神田さん。どこかで見たことのあるようなテロップと共にポーズを決めるという、リスナーが「たすかる」スクショタイムの幕開けをとなった。
初めは仮面ライダーネタから。変身ポーズは一応全部覚えてきたと話し、リスナーからの変身ポーズの要望を難なくこなす。「仮面ライダーグリスの変身ポーズやって」とのコメントに、一昨年引退したにじさんじ所属で仮面ライダー好きであった八朔ゆずさんに思いをはせる一幕もあった。
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続けておたくならどこかで見たことのあるシーンの再現へ。元ネタを知らないリスナーにも分かりやすくシチュエーションを解説する点は、さすが彼の一言。カメラワークが完璧なあたり、スタッフさんと念入りに打ち合わせしたこともうかがえる。
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気づいたら郡道美玲さんがコラボ参加。残念ながら、リアルでのコラボはできなかったため、代理でマネキンくんが入っているとのこと。
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本人曰く、「これがやりたくてこのコーナーを用意した」というシーンは、仮面ライダードライブ第35話のあのシーン。
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ブレン(神田さんが真似しているキャラ)の名演技シーンの再現性に、コメント欄は草で埋め尽くされた。このシーンが「ぐんかん」の文脈に合っていることも、より面白さを感じさせる。
その後は、SNSのリプ欄でよく見かける画像を再現するコーナーへ。本記事では一部のみ紹介する。ぜひとも本配信を視聴していただきたい。
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リスナーが「たすかる」スクショタイムを終え、次はゲストを招いてのコーナーへ。ちなみに、ここの舞台転換の間に流れるムービーは「平成一期仮面ライダー変化集」。ちなみにこの動画は途中で終わってしまっているので、フルを見たい方はぜひとも彼のチャンネルへ。
ゲストで現れたのは表情のみ転送された郡道美玲さん(inマネキンさん)。公私ともに深い交流のある二人。登場するやいなや「一年前、神田くんが『3Dになれたら仮面ライダーの変身やりたい』って言ってたこと思い出して泣いちゃった」とエモいエピソードを語る郡道先生。
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これにて念願のぐんかん3Dが達成されたこととなるが、やはりまだ「お姫様抱っこ」と「ドロップキック」はお預けとのこと。3D配信の感想を求められた先生は、「動きが神田なんだけど!?」とガチ感を漂わせるコメント。久しぶりのぐんかんコラボの告知も行い、いつものプロレスてえてえをたっぷり提供した先生は、神田さんに運ばれて退場した。
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そのあとはリスナーからのコメントに答えながらポージング。いつものトレーニングの紹介、3Dモデルと一緒に実装されたトマトや刺身包丁など紹介しつつ、運動ガチ勢特有のキレのある動きを披露した。
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配信の最後はライブパート。リスナーへ「みんなのお陰で3Dになれた。ここまで二年半かかったけど、これからいろんなことに挑戦していく」と意気込みを述べ、今後ともよろしくとコメント。仮面ライダーディケイドの主題歌であるGACKTの「Journey through the Decade」を歌唱し、配信を終えた。バーチャル世界をめぐる神田笑一の旅は、まだ始まったばかりである。
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(TEXT by ONO SOICHIRO)
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