NTTデータNJK、バーチャル展示会を実現する「STYLY.biz」を国立科学博物館に提供開始

LINEで送る
Pocket

株式会社 NTTデータNJK

株式会社NTTデータNJK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:横田 武、以下:NTTデータNJK)は、体験型のバーチャル博物館を実現する「STYLY.biz」を独立行政法人国立科学博物館(以下:国立科学博物館)に提供開始し、2023年3月3日より『たんけんひろば コンパスVR』を公開します。

「STYLY.biz」は、ご家庭にあるPCブラウザやスマートフォン・タブレットなどから簡単に体験することができます。また、各種の展示空間を製作するための2種類の制作ツールや様々なイメージテンプレートを備えていて、さらに有料イベントのチケット販売と連携することができます。体験・制作・販売をオールインワンで提供するサービスとなっており、国立科学博物館の提供するバーチャル空間体験を強力にサポートしていきます。 

【たんけんひろば コンパスVR】

https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/compass-VR/

図.たんけんひろば コンパスVR

【背景】 
コロナ禍によって、リモートワークやWeb会議、オンライン授業などが急速に普及し一般的となりました。同時に話題となっているメタバースは、制作した空間の中を人々が共有し、つながる仕組みで、新形態のコミュニケーション手段として注目を集めています。
一方、博物館では人々のニーズが多様化しており、単なる展示物の鑑賞だけではなく、観覧者の「知の探究」や「楽しみを共有する」ことができるような役割を求められるようになり、新しい博物館の在り方についても議論されてきました。
こうした背景の中、博物館がメタバース技術を活用することによって、現実世界の展示では実現できなかった新しい展示や体験を実現し、より多様な価値提供を可能にしていきます。

【概要】 
「STYLY.biz」では、体験・制作・販売の3つの機能を持つリアルメタバースサービスになります。バーチャルならではの展示物の見方ができ、想像を超えた体験や感動が得られ、深い理解を提供することが可能となります。
また、VR注1とAR注2の双方に対応することにより、バーチャル博物館と現実の博物館展示の拡張の両方を体験することができます。

図.「STYLY.biz」全体像

【特長】 
■メタバース体験 
マルチデバイス、マルチプレイ体験
PCブラウザ、スマートフォン・タブレット、VRヘッドマウントディスプレイなどの様々なデバイスでメタバース体験が可能です。また、複数のそれぞれのデバイスから同じメタバース空間に同時体験が可能で、体験者が互いに会話をしながら、1つのメタバース空間を楽しむことができます。
VR/AR/MRを「STYLY.biz」だけで提供
メタバース空間をVRで楽しみ、その3DモデルをAR体験するなどのシームレスなVR/AR体験が可能です。
英語対応
国内外を問わず日本語と英語で同じ体験が可能です。

■メタバース制作 
2種類の制作環境を準備
Unityを活用した本格的な制作環境とWeb上のエディタによるノーコードの制作環境があり、3D開発者でなくとも、メタバース空間を制作していくことが可能です。
画像や動画などのリソース管理
定期的に入れ替えをしたい画像や動画などのリソースデータを管理する機能を提供します。これにより、メタバース空間を直接変更せずとも、リソースの入れ替えが可能となります。
■チケット販売 
体験チケット販売、イベントチケット販売、デジタルグッズ販売
メタバース体験を有料販売される方に向けて、販売機能を提供します。これにより、メタバースを活用した体験チケット販売、イベントチケット販売、デジタルグッズ販売などの有料サービスを提供することが可能です。


【今後について】 
 NTTデータNJKは、日本全国の博物館や美術館等の施設に向けて本「STYLY.biz」を展開し、これら施設利用者に新たな体験型の展示を提供していきます。
また、「STYLY.biz」を今後もより多くの方々にご利用頂くことができるように改善していくと共に、お客様の声を反映し改善していきます。

注1 VRとは、Virtual Reality(仮想現実)の略です。現実とは別の空間を体験できるものです。
注2 ARとは、Augmented Reality(拡張現実)の略です。スマートフォンなどで現実空間に情報を重ね合わせるものです。
※記載されている社名、サービス/製品名などは、当社および各社の登録商標または商標です。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ