「みんなに愛してもらえたら」クリエイターの熱量とワコムの企業文化がコネクトしたVRChatイベント「KISEKI ART x Particle LIVE」レポート

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ワコムは11月9〜19日に年次のアートイベント「コネクテッド・インク2022」を東京、ソウル、上海、デュッセルドルフ、ポートランドの各地で開催。そのVR会場としてVRChat上にワールド「Metamorphosis」を公開し、11月18〜19日に新宿・三角広場にて実施した東京会場のイベントに合わせて、「KISEKI ART x Particle LIVE」と題したワールドお披露目とパーティクルライブを実施した。

本記事ではこのワールドとライブをレポートした上で、制作メンバーであるディレクターのタカオミさん、プロデューサーのQtaroさん、テクニカルアーティストのAyanoさん、ライブパフォーマーのけいしーさんという4人のインタビューをまとめている。


取材を通じて感じたのは、企業が手掛けるVRChatワールドとして異例だということ。ワコムといえばペンタブレットを想像する人も多いはず。普通に考えると、PRのためにペンタブレットをVRChat上に用意して来場者に試してもらう……となるところ、一切商品を置かず、ワールド自体をアート作品のように洗練された空間に仕上げるという尖った方針を打ち出したところが興味深い。

そしてこの「KISEKI ART x Particle LIVE」を手掛けたクリエイターたちの異常なまでの熱量と、メンバーを支えるワコムの企業文化との出会いもとても面白いエピソードだった。長文になるが、メタバースが気になっている方には、ぜひ読んで欲しい内容だ。

Metamorphosis

VRならではの「パーティクルライブ」というライブ体験

記事を読む前に知っておいてほしいのが、VRchatならではのライブ文化だ。例えば、パーティクルライブとは、VRchatをはじめとするメタバースのイベントでよく使われているVRライブ演出の一種になる。リアルのライブでは舞台セットや照明機材を用いた物理的な演出で舞台を盛り上げるが、パーティクルライブでは自分の周りで光の粒が舞ったり、歌詞のテキストが頭上でぐるぐる回っていったりという、まるでMVの中に入ってしまうような感覚を得られるのが新しい。

そうしたライブで人気のものは、まずワールドに入るだけでも大変になる。VRChatは、一度に多くても70〜80人程度しか同じ空間にログインできないため、同じワールドをコピーして複数の空間を立てられる「インスタンス」という仕組みを用意している。パーティクルライブはワールドの動作を安定させるために、さらに人数を30〜40人程度に絞っていることが多い。参加者は全世界から集まってくるわけで、人気のイベントでは、出演者がいるインスタンスに入るために移動操作(Join)を繰り返す「Join競争」が行われることもある。

今回のKISEKI ART x Particle LIVEは、けいしーさんによるパフォーマンスが行われるインスタンスへJoinするか、定時に合わせて自分でインスタンスを立てることで体験できた。ライブ自体は2日間限定の6回しか実施しないため、Join競争は必須。筆者は、11月18日20時の回に取材としてお邪魔し、Join競争を勝ち抜いたユーザーとともに、まずはライブ前にディレクターのタカオミさんからワールドを案内してもらった。


ペンタブの軌跡をアートに昇華した「KISEKI ART」

エントランスは神殿のような圧倒的な存在感や、有機的に脈動する卵のオブジェ、反射していそうですべてを反射しているわけではない鏡のような床といった、現実的にはあり得ないVRならではの空間になっている。卵のオブジェはよく聞くと鼓動のようなドクドクとした音が聞こえてくる。ワールド音量を100まで上げて耳を澄ませてみよう。

いずれもテクスチャ(物体の表面画像や質感)やシェーダー(陰影処理)はディテールが繊細で美しい、ワコムの名前を冠するにふさわしいクオリティーに仕上がっていた。タカオミさんは「ワコムさんには、空間自体を作品と捉えてもらえるものにしたいと伝えました」と語る。

そのワールドの中で目玉となる取り組みがKISEKI ARTを3つ用意している 。イラストの筆跡の点群、そして軌跡というふたつの要素を抽出し、それ自体をアートとして表現している。

動いている軌跡
軌跡がイラストになる

Metamorphosisのワールドは卵のオブジェがあるエントランスから始まり、一本道の通路を抜けるとKISEKI ARTを鑑賞できるフロアを2つ用意している。その2つ目のフロアからさらに奥まで進むと、パーティクルライブの会場になっているメインヴィジュアル「Metamorphosis」のKISEKI ARTが現れる。

オブジェを触って起動する

途中の2つのKISEKI ARTは、自分で起動することで鑑賞可能だ。手を伸ばしてVRのコントローラーで三角形のオブジェを触って動かすと、空間があまり見えない暗闇の中、オブジェから三次元空間に向けて点群が舞い広がり、正面にはペンが現れて動き始める。そのペンに注目していると、軌跡の重なりがイラストを描いていて、下書きから始まってどんどん完成に近づいて行っていることがわかる。

舞っていた点群が集まっていき……
イラストが完成する

イラストの完成時には、周囲を舞っていた点群が軌跡に集まっていって色に変わり、1枚のカラーイラストが完成する。眺めているだけでアーティストがどのように絵を描いているのかを視覚的に理解できるという、タイムラプス動画をインスタレーションとして表現したような不思議な感覚だった。

実はこの軌跡、ワコム、CLIP STUDIO PAINTを提供するセルシス、人工知能の技術開発を専門とするPreferred Networksの3社が共同プロジェクトとして収集・解析しているペンタブレットのログをVR上のアート表現として昇華したものになる。アーティストが制作するイラストは完成物だけでなく、その制作過程にも価値があるはずというアプローチから集められたログを今回アートとして表したのは、テクニカルアーティストのAyanoさん。記事の後半部分のインタビューでも触れているので、ぜひご一読を。

VRchatのワールドは、言葉や写真をいくら重ねても伝わりきらないので、ぜひ現地を訪れて実物を体験して欲しい。

KISEKI ARTとパーティクルライブの出会い

ワールドのプチツアーが終わると、2日間限定の特別パーティクルライブが始まった。けいしーさんがオブジェの前に立つと暗転し、エントランスの卵のオブジェからも聞こえたドクドクとした鼓動音がかすかに響く。

ライブが始まる高揚感の中、パーティクルライブのタイトルが光を伴って現れる。流れ出したのはピアノとバイオリンのイントロが印象的なカンザキイオリの「夜が降り止む前に」 のオフボーカル版。

ゆったりとして荘厳なメロディーに合わせて、光の粒子が舞い上がり、けいしーさんの動きもきっかけに空間の中で自在に変化していく。その様子を参加者は全員息を呑んで見守っていた。

光り輝くパーティクルが美しい

VRのパーティクルライブを体験したことがないと伝わりにくいかもしれないが、花火やドローンショーをはるかに超える量の光の粒子が空間に一気に広がったり、手で触れるぐらいの目の前を通ったりする体験は美しいの一言だ。

パーティクルとKISEKI ART

しかもこのパーティクルライブでは、メインビジュアルのKISEKI ARTも演出に組み込んでいた。KISEKI ARTが光の粒子に包まれる様子は、ワールドの雰囲気と相まってまるで宇宙に浮かぶ遺跡に星が降り注ぐような感覚だった。

パーティクルが弾けてイラストが出現する

最後にKISEKI ARTの軌跡が絵に変わる。VR空間で見るにふさわしい、表と裏が重なりあったイラストだ。約2分半という短時間の演目にも関わらず、濃密な体験に奇跡を感じた。

裏面からも鑑賞できるのはVRならでは

ライブが終了し、タカオミさんが「あとは思い思いに過ごしてください」とユーザーに向けてアナウンスすると、パーティクルライブで現れたKISEKI ARTを観たり、歓談していた。「裏面から観てもかっこいい」という声が上がると一斉に裏側に集まっていく様子は、まさにVR展示ならではの楽しみ方だと感じた。

質問を受けるタカオミさん

ユーザーたちはしばらくKISEKI ARTを撮影したり、フレンドと話したりしていたが、徐々にタカオミさんを囲んでパフォーマンスやワールドについての突っ込んだ質問を投げていくのが印象的だった。参加者にはVRChatで名の知れたクリエイターも多く、ヘビーユーザーからの関心が高いイベントということが伺えて、筆者も強い感銘を受けた。

なお、現在ではパーティクルライブは行われていないかわりに、最後のKISEKI ARTはイラストの形で常設展示されている。


二つ返事でGoサイン、社長自らVRゴーグルをかぶって参加

ライブの熱気冷めやらぬ中、制作メンバーのQtaroさん、タカオミさん、Ayanoさん、けいしーさんにお話を聞いた。

プロデューサーのQtaroさん

──パーティクルライブを見に来た人たちの熱気が印象に残っています。ワコムさんの企業案件でありながら、VRChatカルチャーに大幅に寄っている印象も受けました。

タカオミ そうしないと意味がなかったと言いますか。VR自体がどうしてもアクセスするハードルが高いものではあるので、今すでに遊んでいる人から見て「やっぱこれはすごいぞ、かっこいいいいものを作ってるな!」と思ってもらえるものを作らない限り、VRChatの外に出ていかないだろうと思っていました。そういう意味で、観に来た方々から反応があったことは僕としては安心しています。


──ワコムさんがそれをOKしたことがすごいと思います。そこに至るまでに交渉があったのか、初めからワコムさんが乗り気だったのかが気になりました。

Qtaro これは色々なところで言うことになると思うんですけど、やっぱりワコムの社長の井出さんの心意気と言いますか、僕らの想いに共感してもらえたんです。社長自身がアートとかテクノロジーにものすごく情熱のある方なので今回のVR展示に関して、もう二つ返事ぐらいで「ぜひやりましょう!」という風におっしゃっていただけたっていうのは本当にレアなケースと言いますか。数年後こういうものが増えてきてVRで表現することが浸透してくると、思い切った決断をする企業も増えてくると思うんですけど、現段階だとなかなかそうした英断を下せないと思うんですよね。なのでこれを形にできたのはワコムさん、そして井出社長のおかげかなと思っています。

Ayano 僕は昨日初めてワコムの方にお会いしたんですけど、ちゃんとVRゴーグルを被って入って見てくれてるんですよね。実際に入って見てくれてるっていうのは結構大きなところなのかなと思います。

タカオミ わざわざVRゴーグルをかぶってミーティングにきてくれるんですよね。


──本気度を伺えますね。

Qtaro 確か一回目のVRChatツアーの時に井出社長が海外出張帰りで、成田空港からVRChatに直行っていう無茶なスケジュールで来てくれてるんですよね。

タカオミ 成田空港からオフィスに直行してそのまま休み無しでVRChatに入るという。

Ayano そうやって見てくれるからこそ、僕らが本気でやったら想いを伝えられるスタートラインにあるっていうことを感じますよね。

タカオミ ワコムの方々は社長自らVRゴーグルを被ってワールドに来てくれて、若干酔ったりもしたと思うんですけど、それでも「これすごいね」って言ってくださって、それが良かったですね。

テクニカル アーティストのAyanoさん

──今回の制作メンバーは例えばQtaroさんがいて、そこからみんなを集めたみたいな形なんでしょうか?

Qtaro 初めは僕とタカオミさんと、今日はいないんですが三日坊主さんの3人がいて、その3人でアイデアを出し合った形です。

タカオミ パーティクルライブに関してはVRChatで開催されているパーティクルライブ集会ということろがあるんですけど、そこでけいしーさんのことを見ていて、この人はすごくセンスがある人だなと思っていたのでお願いしました。

KISEKI ARTは実は三日坊主さんにお願いする予定でした。AyanoさんにはUnityでセットアップしてワールドを公開する部分をお願いするつもりだったんですけど、KISEKI ARTのお話をしたら点群データを扱ったりするあたりがAyanoさんの得意分野ということで、じゃあむしろそっちをお任せしますっていう形で、結構ラッキーでした。

Ayano 僕とタカオミさんは、普段からよくVRChat内で遊んでいる仲なんです。僕は個人でワールドを公開しているので、最初はそこをお願いしますという話でお声がけ頂いたのですが、たまたま僕が自分でやっている活動の中で得意な部分が噛み合ったので、やらせていただきました。

Houdiniっていう、ちょっと変わったモデリングソフトがあるんです。Blenderみたいに手でモデルを作っていくというよりはプログラムを組むような感じで、プログラミングとモデリングを組み合わせて形状を作ったりするソフトなんですが、データを扱ったりするところにもかなり強くて、点群データを扱うこと自体は実際はやったことはなかったんですけど、これはHoudiniで行けるという判断はできました。


──HoudiniはVRChatに来てから触り始めたものなんですか?

Ayano そうですね。僕はVRChatに来る以前はプログラミングも殆どやったことはありませんでした。VRChatに来てから色々やっていて、Houdiniは今年の1月か2月ぐらいから周りの人の影響で触り始めてやっていました。


──周りの人の影響でHoudiniを触る人はあんまり見たことないです。VRChatの中でHoudiniを使う人は多いのでしょうか?

Ayano VRChatの異常な環境がそうさせたのだと思います。僕の周りにはHoudiniを使う人がめちゃくちゃいるんですが、VRChat全体の中で見たらもちろん全然いないです。VRChat内で2週間に1回Houdini勉強会が開かれているんですが、僕も元々シェーダーとかを書いていて、Houdiniもスキルツリーとしては若干近かったんです。参加者の話を聞くとやりたいことが、よりできるようになりそうだなと思わされて、Houdini勉強会とかに顔を出すようになって、徐々にやっていった形です。


──なるほど。絵を描いた軌跡が最終的には絵になるっていうところが、ワコムとデジタルアートとVRChatの文化が混ざったような表現だと思って、本当にすごいなと感じました。ああいう表現ができたのは必然みたいな、VRChatで日々表現をしている人たちがやろうとしたらあれに行き着いたのでしょうか?

Ayano 僕のアサイン自体は偶然ですが、KISEKI ARTをあの形にしようっていうのはタカオミさんと二人で向き合って考えていきました。

タカオミ 結構執念ですね。言葉で説明するのは嫌だったので、どうやって視覚的にKISEKI ARTっていうものが何か?ということや、点群と絵がどう対応してるかというところを直感的に分かってもらえるようにするのか?という表現方法に関しては、本当にかなり考えましたね。苦しんだ部分でもあります。

最初は点群すらなくてテキストデータだけで。テキストデータからAyanoさんがとりあえず点群を出してくれて、最初はその点群がわーってなって平面になる形で、絵になったらとりあえず点群と絵が関連してることが分かるというところから始まりました。それだけでは足りないってなったらAyanoさんが「点群からストロークも表現できます」と言ってストロークを作ってくれて、「ストロークがあれば直感的にわかるよね」っていう話をしたんですよね。


KISEKI ARTのためのパーティクルライブ

パーティクルライブ / パフォーマンスを担当するけいしーさん

──パーティクルライブについて伺いたいです。今回はKISEKI ARTを組み込みつつライブとして成立させるというところで、一番気を付けたことはありましたか?

けいしー 一番気を付けたのはKISEKI ARTを演出の中でちょっとだけ使うのではなく、今回のメインなので大きめにというか目立つように見せたいっていうのと、KISEKI ARTがパーティクルを使って表現しているので、パーティクルライブとしてもKISEKI ARTに合わせて粒子、それこそパーティクルを使った演出っていうのをメインにしていくところを意識してました。


──今回のこのイベント自体はVRChatに親しんでない人も来られるかもしれないので「パーティクルライブとはこういうものだ」みたいな分かりやすさを意識したのでしょうか?

けいしー パーティクルライブってVRならではの文化で3D的な表現がすごく入るような作品なので、そういった部分を知ってもらえたらいいなっていうところもあります。そこまで一般向けという訳ではないんですけど、前半部分はパーティクルを使ったライブ演出がVRにありますよっていうのを示すっていう意味で、パーティクルメインの演出を作らせていただきました。


──私はけいしーさんのパーティクルライブを見るのは今回が初めてだったんですけど、光や粒子の量が多いなと思いました。それは作風なんでしょうか。それとも今回に合わせてそうされたのでしょうか?

けいしー 基本的には作風ですね。結構光り輝くようなパーティクルを使っています。
普段から激しめの演出というよりは、幻想的で綺麗な演出を意識して作っているので、今回もそういった方面で作らせてもらいました。

Qtaro 今回、他の演目を見ていただけないのが残念です。けいしーさんのパーティクルライブはめちゃくちゃすごいですよ。


みんなに愛してもらえるような存在になれたらいいな

ディレクターのタカオミさん

──今回だけじゃなくて2回目、3回目と続けてやってほしいですね。

タカオミ 来年の11月も今回と同様にコネクテッド・インクがある予定なので、それまでこのワールドも一年間やってみようと思っています。「Metamorphosis(変態)」っていう名前をつけたのもそういう理由なんですけど、企業系のワールドに限らず、ワールドが完成したらそこでもう終わってしまうことが多い気がしています。凄いワールドとか一瞬で人気が出るけど、その後1、2週間もすればもう誰も行ってないし写真も上がってこないみたいな状態になっていくと、なんか忘れられていくものが多い印象があるんです。せっかく企業にお金出してもらって気合を入れて作ったものを一回だけの公開で1か月後には誰も来てませんっていうのはもったいない話だと思っていて。

それだったら、新しい展示エリアを作るとか、別の音楽系のアーティストさんを呼んだりとかしたりとか。いろんな形でこの空間を使っていただいて、Metamorphosisというワールドがみんなに愛してもらえるような存在になれたらいいなって思うんです。「なんかあそこ行くとなんか毎回なんか新しいことやってるね」とか、「行く度にワールドが変化しているよね」みたいな。そういう風に定期的に訪れてもらえるような場所にしたいと思っているので、今後の展開もぜひ楽しみにしていてください!

Qtaro 多分これは必ずやることになるし、全然言っちゃってもいいと思うんですけど、ワコムさんが点群以外にも、絵を言葉に変換するっていう実験もやっているんですよ。言葉を絡めたようなライブ演出なのか朗読会なのか、まだわからないですがやっていきたいです。それから、もともとタカオミさんと最初に企画していたのはライブペイントだったので、そういったイベントもやりたいねという話はしています。


気づけばかなり長く話し込んでしまった。次のライブがあるので取材は早めに切り上げなければと思っていたが、VRChatという場の異常な熱量やクリエイターとしての矜持に夢中になってしまい、あと15分くらいというギリギリまでお話を伺ってしまった。忙しい中で熱心にお話をしてくださった制作メンバーの4名にこの場を借りて感謝します。

Metamorphosisは11月18日に公開し、現在もワールドを訪れることが可能。パーティクルライブは鑑賞できないが、KISEKI ARTは常設展示となっている。今後もイベントやワールドの拡張が行われるとのことなので、ぜひ何度か訪れて欲しい。VRChatの異常なまで情熱と、ワコムの企業文化がコネクトした変態するメタワールド「Metamorphosis」の今後が楽しみだ。


(TEXT by ササニシキ


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