QuestユーザーのQuestユーザーによるQuestユーザーのためのVRChat祭「じゃぱんくえすた」が11/20〜29開催

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11月20~29日までの9日間、VRChatで展示会イベント「じゃぱんくえすた」(@Japan_Questa)が開催されます。”くえすた”という名前から想像できるように、PC VR環境だけではなくMeta Quest/Meta Quest 2でも遊びにいけるQuest版VRChat対応イベントです。

Quest版VRChat対応イベントは増えてきましたが、「じゃぱんくえすた」の特徴はなんといっても規模が大きいこと。メインコンテンツはVRChatで使用できるアバターの展示会ですが、来場者を迎えるオリエンタルな雰囲気のエントランスワールド、古き日本の街並みのなかに企業/個人ブースが立ち並ぶイベントワールドx2、秘境や山の雰囲気のなかに多くの生き生きとしたアバターが展示されるアバターワールドx2と、5つのワールドで構成されます。

開催に先立って、「じゃぱんくえすた」主催のアルタムさん(左・@Arutam_VR)と広報のアロスさん(右・@Alos_Linx)に会場をご案内いただきました。まだ未完成ではあり、イベント会期中に見られる景観とは異なるところがありますが、それにしても大きい。広い。見応えがあります。


Questユーザーに楽しんでほしい、という思いが詰まっている

VRChatにおけるアバター展示会イベントも年々増えてきているという印象がありますが、Quest版VRChat対応のアバター展示会イベントで、いくつものワールドのなかを散策しながら楽しめるここまでの規模感のものは、いままでなかったはず。

残念ながらVRChatにはヒエラルキーがあります。高性能CPU&GPUを駆使するPC VR環境でのみ見られるワールド・使えるアバターがあり、モバイルデバイスの1つであるMeta Quest/Meta Quest 2ではVRChatの世界のすべてを体験することができません。この現状から、極めて一部ではありますが、Meta Quest/Meta Quest 2ユーザーを軽視する傾向がありました。

しかし2022年現在は、Meta Quest 2のヒットにより多くのMeta Quest 2ユーザーがVRChatの様々なストリートを闊歩しています。

Quest版VRChatのリリース後からVRChatを始め、VRChat内のQuestユーザーとともに活動してきたアルタムさんは「新しくQuestユーザーとなった方々に、Quest環境であっても心ゆくまで楽しめる体験ができるということを伝えたい」と語ります。そこで「じゃぱんくえすた」は既存のアバター展示会の枠組みを超えて、イベント終了後も一般公開予定。いつでも細部まで作り込まれた景観を楽しめるワールドが導入されることとなりました。


クラウドファンディングでさらなる有志のチカラも集めている

「じゃぱんくえすた」 はアルタムさんの理念に共感した、数多くのMeta Questにゆかりがあるクリエイター・スタッフが集って作り上げているイベントです。さらに多くの人のチカラを集めるべく、一緒にお祭りを盛り上げていく仲間を増やすべく、クラウドファンディングを実施中です。

リターンの種類の中でも特に注目するべきはプランB・応援ネーム掲載(1000円)、プランC・応援ポスター掲載(2000円)、プランD・立ち絵パネル展示(3000円)でしょう。期間限定公開のイベントとしてだけなく、常設ワールドとなるために、いつまでも自分が仲間とともに 「じゃぱんくえすた」 の神輿を担いだことが記録されるのですから。

11月5日から開始となったクラウドファンディングは、プロジェクト公開2時間で目標額の100%を達成。また公開翌日には200%を達成し、多くのQuest版VRChatユーザーから注目されていることが伺えます。

一大勢力となってきたQuest版VRChatユーザーの、 Quest版VRChat ユーザーによる、 Quest版VRChat のためのVRChat祭「じゃぱんくえすた」。今後の展開は公式Twitterアカウントをフォローしてチェックしてみてください。

 
 
●関連リンク
じゃぱんくえすた(Twitter)
じゃぱんくえすた(うぶごえ)