60組以上のVTuberが参加した「わいわい!おしゃべりフェス」レポート ネットの熱気を可視化し、「優勝」が飛び交う現場

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PANORAでは10月29、30日、VTuberとファンが交流できるリアルイベント「わいわい!おしゃべりフェス in 品川J-SQUARE」を開催しました(ニュース記事)。1日3部、2日間で6部を用意し、60組以上のVTuberにご出演いただいて大盛況でイベントを終えることができました。その熱気を写真中心でレポートしていきます。


新しい「推し」を見つけてもらう原点回帰に

おしゃべりフェス自体は、2019年2月にスタートした、VTuberさんと1対1でおしゃべりできるイベントになります。企業や個人、事務所の垣根を越えて、さまざまな魅力を持ったVTuberさんが一堂に介し、ファンが日頃のお礼を伝えられたり、新しい「推し」に会える──。当初はZeepや台東館3331などのイベント会場を借りたり、「ニコニコ超会議2019」と併催したりと、リアルイベントとして実施してきました。

そこからコロナ禍でリアルでの開催が難しくなったことを受けて、2021年5月よりZoomを活用した「ネットおしゃべりフェス」を展開。「推し」との1対1だけでなく、ファン同士が交流できるZoom部屋を用意したり、オンラインでギフトを購入するとスタッフが生放送内にリアルで物を運んで来る「神棚」配信を展開するなど、ネットならではのイベントの楽しさを追求してきました。

そして2022年、新型コロナウィルス感染症へのワクチン接種が進んできたこともあり、4月に「ニコニコ超会議2022」内にて、参加人数を制限しつつ久しぶりにリアルでの開催を再開。VTuberの単独イベントをいくつかお手伝いしてきた上で、今回、「わいわい! おしゃべりフェス」を実現したという流れです。


リアルだからコメントではなく声や体で反応できる

そんな「わいわい!おしゃべりフェス」の会場はまさにお祭りでした。

イベントの構成としては、最初の30分がステージのスクリーンを使ってのPRタイムで、各部の出演者に1人2分以内で自己アピールをしていただきます。

その後、最大8つのわいわい!ブースに分かれて、参加者の声はマイク、VTuberさんの声はスピーカーでやりとりでして60分間おしゃべりします。出演者によっては30分枠で、前半後半で入れ替えになるブースもありました。

各わいわい!ブースは、楽しみ方が様々でした。例えば、ファン同士の顔見知りが多いところでは、半円で囲んでいつもの配信を見る感覚でやりとりしていました。いつもはコメントを打ち込む必要があるところ、声や体を使ってリアクションを返せる、しかも集団での盛り上がりを伝えられるのがポイントでした。中には、多くの人が土下座(!?)しているブースもあり、長い時間をかけてVTuberさんとファンが信頼の絆を築いてきた姿がそこかしこでみられたのが、主催者側として「すごいなぁ」と素直に驚きました。

リアルイベントが初というVTuberさんなどでは、参加者がふらっと立ち寄って話しているところもありました。「おしゃべりフェス」シリーズはもともと、既知の「推し」だけではない新しいVTuberさんに出会っていただくための場でもあり、今回もその目的を達成できたと実感しております。


みんなで「優勝」を祝うからテンション爆上げに

さらに今回、「ネットおしゃべりフェス」の流れで生まれた、リアルタイムの遊びも取り入れました。

「ネットおしゃべりフェス」では、出演者の方々をテレビに召喚した生放送を実施し、オンラインストアで何かの「捧げ物」を購入いただき、タレントの目の前にスタッフが物品をもっていくという遊びを提供していました。例えば、バラの花を買ったら、実際にバラの花が現れて、出演者が喜んでくれるという具合です。

それが「わいわい!おしゃべりフェス」では、物販コーナーでリアルギフトを購入いただき、自分の手で持っていけるというのがポイントになります。ギフトの中には「米俵」があり、ファンのみんな(もしくはお一人)で15個集めてタワーを作ると、「優勝」できるという謎の遊びも提供しました。。

「優勝」は、端的にいえばセレモニーを執り行います。トロフィーを授与して、ファンのみんなでクラッカーを鳴らして勝利を祝い、ヒーローインタビューを実施する──。字面だけ見ると意味がわからないですが、現地では出演者や参加者だけでなく、われわれスタッフも大層テンションが上がって「祭りだ!」という熱気を実感できました。この「優勝」、1部あたり、4、5人をお祝いするような「優勝ラッシュ」な状況でした、まさかこんなに参加者のみなさんが遊びに乗ってくれて、米俵がマッハでなくなっていくとは……。主催者側も予想しておらず、あまりの「米不足」にたわしのタワーで代用するというご迷惑もおかけしました(申し訳ないです)。

ほかにもネットを模した遊びとして、「生スパ」も用意しました。某Tubeの○ー○ーチャットに似た用紙をご購入いただき、自分の手でコメントを書いて、出演者を召喚しているテレビやブースに貼り付けることができる。そうして、ギフトやコメント、優勝トロフィーなどで飾られたブースを写真で撮って、家に持って帰って記念にしていただくという仕掛けです。これとは別に、会場を回遊しているチェキマンを呼び止めて、「推し」とツーショットチェキを撮って持ち帰れるという企画も展開していました。

 
今回、初めてで実験的な部分もありましたが、出演者のみなさまのコンテンツ力、ファンのみなさまの「愛」(これは本当に愛と呼ぶしかないんです)のおかげで、イベントを通じて多くの興奮と笑顔を生み出すことができました。

PANORAでは今後、この「わいわい!」の形態もブラッシュアップしていき、才能のあるVTuberさんが多くの人に認知される機会を増やしていきます。またの開催では、出演されるVTuberさんも、来場されるみなさまも、ぜひご参加ください!


●わいわい!おしゃべりフェス出演者

10月29日(土)
<第一部>
宇宙あんず
越後屋ときな
EtoNe
華月エアリ
君野ひかり
恋猫ちあり
そのやまりり
De Rúshia
響ゆい
萌葱ゆいん

<第二部>
彩まよい
神凪てと
新田らいむ
とりのぴぃ
はちゅん
幻中綴+ヨルナ・ノヴァリス
ゆいまるちゃん
結繋心音
夢理メリィ
蘭夢寝めりぃ

<第三部>
稲白ねね
久遠なつめ
小純マアメ
桜月花音
梅雨音みなずき
花草こたえ
勾玉ざくろ+いちりあ*
美波七海
夕凪星空
りんりん

10月30日(日)
<第一部>

青刺める
宇佐美黒兎
顔無バケツ
がんばるぅ子
ぱん田ちあ
山河椿
夢ぷかり
夢野ほまれ
夜露乃エリス

<第二部>
麻倉由衣
天草フラン
アンジェリーナ
花汐ぺあ
久遠ユキ
シア・オフィーリア
七巳
白熊アズキ+天使フォレスタ
花雲くゆり
細川大佐

<第三部>
風渚こあ
かんぱにゅら
个亞巫めい
琴音リナ
白熊りん
星彩らいむ
星羅ミント
せんのいのり
綿世もく

(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
わいわい!おしゃべりフェス