パンチ工業、開発リードタイム短縮や品質向上でものづくりを支える新サービス「3D計測パートナーズ」提供開始

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パンチ工業株式会社

パンチ工業株式会社は、長年培ってきた金型用部品製造の技術力と品質、ものづくり業界における実績に加え、3Dスキャナでの測定技術を活用した新サービス「3D計測パートナーズ」の提供を2022年1月より本格的に開始しました。また、ホームページ上で特設ページもオープンしました。

「3D計測パートナーズ」は、従来の寸法測定では正確にわからなかったり、測定に時間がかかったりする「形状」を測定し、お客様の製品開発や生産に関わる「ものづくりの完成度確立」についてご提案を行うサービスです。お客様からお預かりした測定物を3Dスキャナで測定するだけではなく、測定した形状データを分析し、分析結果をご報告することでお客様の製品開発や量産条件確立などに貢献します。

パンチ工業公式ホームページ内 「3D計測パートナーズ」特設ページ
https://www.3dm-partners.com

  • 量産の安定、製造品質を確かなものに― 新サービス「3D計測パートナーズ」について

3D計測パートナーズとは、3Dスキャナの測定技術を活用したサービスのことです。従来の測定では正確に測れなかったり、測定に時間がかかったりする形状を測定して3Dスキャンデータ(※)を作成し、そのデータを分析・加工して技術や条件と結び付けることで、ものづくりの完成度確立のお手伝いをします。ものづくりに携わる皆様の開発リードタイム短縮や品質完成度向上に貢献します。

※3Dスキャンデータ
数万点のXYZ座標値の集合体として構成された形状データのこと

【3D計測パートナーズ サービス開始の背景】
パンチ工業では、2016年より、図面がなくても現物から3Dデータ化して部品などを復元する「リバースエンジニアリング」事業に取組んでいます。リバースエンジニアリングでは、企業再編等による図面の消失や、現場での手仕上げによる微調整等によって生じた“図面と現物のズレ”という課題をもつお客様にご好評をいただいています。
また、一部のお客様からの「品質確認をしたいと」いう要望にさらに貢献すべく、お客様との協働や市場調査、社内評価などの体制整備を進めてまいりました。そしてこの度「3D計測パートナーズ」として本格的にサービスを開始することとなりました。

「3D計測パートナーズ」サービスでは、リバースエンジニアリングの技術をさらに発展させ、金型や成形品などの現物を測定して取得した3Dスキャンデータを分析し、お客様の課題の解決策をご提案することで、ものづくりの開発リードタイムの短縮や品質向上へのさらなる貢献を目指しています。
パンチ工業が有する、金型用部品の製造販売を通じてのものづくり業界における45年以上の実績と2万社以上のお客様や協力工場様とのお取引実績、並びに国内4工場、海外8工場の生産能力、技術・研究開発部門と国内11か所の営業拠点を通じて、お客様の課題解決をサポートします。

パンチ工業は、ものづくりに関わるお客様へのさらなる貢献を目指しています。これからもお客様の声を正しく聞き、技術向上に努めてより良いサービスのご提供を継続していきます。特設ページには無料でのご相談が可能な「パートナープラン」をご用意しました。サンプルのご提供も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

【3D計測パートナーズが活用できる領域】

開発・設計生産準備量産維持
形状変化を明らかにすることで、開発理論検証や技術確立を可能にし、設計品質向上、開発時間短縮につながります。製造工程・生産条件の改善や効率化へつながります。また、完成度の確立、品質の底上げを促します。不良品の発生時、問題となる箇所やその原因特定が可能となり、具体的な対応策につながります。

形状を測定し、3Dスキャンデータを取得 
形状を測定し、3Dスキャンデータを取得 

3Dスキャンデータを分析 (例)CADとの併用によるデータ加工
3Dスキャンデータを分析 (例)CADとの併用によるデータ加工

【活用例】

業種生活用品住宅関連品自動車部品
業態製品メーカー製品メーカー製品メーカー
目的生産技術の理論検証製造品質の
完成度UP
高品質な金型の確立
対象製品陶器配管用部品自動車外装部品
測定物成形品金型(製品形状)
お困りごと型の材料特性として形状ばらつきが大きい。3Dスキャンで製品全体の形状データを見て形状変化を把握し、型製作の時間短縮につなげたい。製品の品質不具合が頻発。原因箇所把握のため、良品と不具合品の形状比較を3Dスキャナで早く正確に行いたい。試作部品が想定と違う仕上がりとなった。原因は金型にありそうだが、金型の寸法検査では問題が見つけられない。図面寸法以外の、歪みやねじれなどの形状を詳しく調査したい。
納期2日3日1日

上記以外にも多様な業種・対象製品の測定・分析の実績があります。

【保有設備】
カメラ式、レーザー式、ハンディタイプなど多様な3Dスキャナを取り揃えています。
 

stereo SCAN R16 neo
stereo SCAN R16 neo

・Smart SCAN-HE C8(ヘキサゴン・メトロジー社)
・Stereo SCAN R16 neo(ヘキサゴン・メトロジー社)
・Romer Absolute Arm 7530SE(ヘキサゴン・メトロジー社)
・ATOS Core(GOM社)
・Artec Eva(Artec社)
・VR-3200(キーエンス社)

  • 「3D計測パートナーズ」特設ページについて  

【コンテンツ】
・活用例
・料金体系
・パートナープラン(無料ご相談
 プラン)の登録フォーム
・よくあるお問合せ 等

■会社概要
社名:パンチ工業株式会社
代表:代表取締役/社長執行役員 森久保 哲司
所在地:東京都品川区南大井6丁目22番7号 大森ベルポートE館5階
創業:1975年
売上高:324億円(2021年3月期)
従業員数:4,006名
URL:http://www.punch.co.jp/
事業内容:金型用部品の製造・販売及び金型関連の付属品販売

社名に込められた意味:パンチ工業という社名は、創業の製品であるプリント基板用穴あけパンチの「パンチ」と、活力にあふれた「パンチ」の効いた会社という意味が込められています。

会社ロゴマークに込められた意味:ゲンコツマークは、「商品である金型用パンチ/ピンと企業としての勢い」を
表現しており、斜線は、「稲妻のごとく業界に新風を送らんとする」意気込みを表現しています。

■本件に関するお問合せ
パンチ工業株式会社 営業部 商品開発課
電話番号:080-6742-5089
メール :sales-souzou@punch.co.jp

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