CRI・ミドルウェア、リップシンク「ADX LipSync」の料金プラン公開 THE BINARYのVRライブにも採用

LINEで送る
Pocket

CRI・ミドルウェアは18日、音声データから口の動きを自動生成する音声解析リップシンクミドルウェア「CRI ADX LipSync」の料金プランを発表した。また、You Tubeで活動する2.5Dアーティスト「THE BINARY」が12月21日にバーチャルイベントプラットフォーム「cluster」にて開催するVRライブイベント「Synthetic Reality 0th VR」の歌唱パートにて同ミドルウェアを採用したことも明らかにしている。

ADX LipSyncでは、入力した音声データの波形を解析し自動で適切な口の動きを生成する。また、マ行・バ行・パ行などの両唇音を発音する際はいったん唇を閉じるといった、実際の発音に即した口パターンを再現するとのこと。リアルタイム解析のほか、事前に音声データを解析することで、生成した口パターンを様々なモデルデータに組み込みやすい形式で出力して、2D/3Dモデルの両方に活用できる。日本語、英語、中国語などの多言語対応も特徴だ。

料金プランは法人向けで、イベント毎の買い切りプランと、期間中使い放題のサブスクリプションプランを用意する。詳細なライセンスプランについては、こちらのPDFを参照。

 
●THE BINARY

midoとあかまるの2名からなる2.5Dアーティスト。2019年4月に、次世代VOCALOIDプロデューサーのユリイ・カノン氏が制作したオリジナル楽曲「EgoもIdも単純に」を投稿してデビュー。リアルとバーチャルが融合されたコンテンツを複数のSNSに投稿し、独自の世界観を創出する。

・YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCavdjylCke3KvJNCCxjZiCg
・mido:https://twitter.com/thebinarymido
・あかまる:https://twitter.com/thebinaryaka

「Synthetic Reality 0th VR」イベントページ:https://cluster.mu/events/6a2b8376-2b3d-4107-9db0-aec058714dc2

 
 
●関連リンク
ADX LipSync製品ページ
CRI・ミドルウェア