究極のホラーを全身で味わう「絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA」、「バイオハザードVR」を含む3本を体感レポート

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原宿アルタ2階・特設スペースにて、VRアトラクション「絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA ~絶叫必須!ホラーアトラクションを全身で体験せよ~」が10月31日までの期間限定で開催中だ。メディア向け内覧会で、「呪死の来訪」「Zombie Slasher」「BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR」の3タイトルを体験してきたので、プレイレポートをお届けする。

原宿アルタの2階が丸々「絶叫ホラーEXPO」のスペースに。奥には物販コーナーもある

絶対に目を逸らすな。映画が原作の「呪死の来訪」

最初に体験したのは、安達寛高監督の長編映画「シライサン」を題材としたVRアトラクション「呪死の来訪」。体験人数は最大1人となっており、体験時間は約10分。体験料金は税込600円で、事前予約は不要だ。

実は、筆者はホラーは大の苦手だ(なぜか「バイオハザード」シリーズは例外)。当然ながら、このアトラクションの原作映画も見ていない。そんな私でも楽しめるのか心配だったが、スタッフによる事前説明があり、映像を視聴するので、未見の人でもアトラクション内で自分が置かれている状況を把握できる。

体験中に絶叫して倒れてしまっても安心だ。地面にはマットが敷いてある(※写真右の白黒のマット)

このアトラクションのミッションは、「シライサン」を見つめ続けること。目を逸らしたら殺されるというルールだ。シンプルだが、これがものすごく怖い。

これが「バイオ」のアトラクションなら、銃を手に持っての体験になる。こちらにも武器があるので、多少の安心感がある。しかし、このアトラクションで所持しているのは携帯電話のみ。無防備そのものだ。だからこそ、恐怖感が半端ない。

VRゴーグルを装着すると、古びた家屋の中に。一人ぼっちでこの状況はあまりにも怖すぎた。動ける範囲はそこまで広くないのだが、視界に入る景色はとても広い。この不自由さが怖さを増幅させる。シライサンは、鈴を鳴らしながら近づいてくるのだが、どこにいるのかずっと周りをキョロキョロしてしまう。部屋、廊下……さまざまな場所で鈴の音が鳴り響き、その足音は近づいてくる。

怪しく光るたくさんのロウソク。怪しさしかない

体験中に絶対に忘れてはいけないのは、「シライサンを見つめ続けること」だ。あまりの恐怖に、このミッションを体験中に忘れてしまいそうになったが、見つける度にじっと見つめ続けた。一体どうなるのかは、ぜひ自身の目で確かめてほしい。映画の主人公たちが体験した恐怖を、リアルに体験できる内容となっている。

この画像を見ただけで思い出す恐怖感。体験後しばらくは、「シライサン」のことが忘れられなくなる

3つのアトラクションの中では、一番の恐怖を味わった。不気味さ、怖さ、リアルさは、ナンバーワン。1人でしか体験できないので、私のようにホラーが苦手な人は、相当な覚悟が必要だ。

チェーンソーでぶった切り!「Zombie Slasher」

次に体験したのは、「Zombie Slasher」。このアトラクションは、VRゴーグルを装着し、なんと両手にチェーンソー(型のコントローラー)を持って体験する。ホラー要素は少ないので、「ホラーは苦手だけどVRはやってみたい」という人にとてもオススメだ。体験人数は最大1人で、体験時間は約10分。料金は税込600円で、事前予約は不要。

小型でかわいらしいチェーンソー。重量もそこそこあり、本物のチェーンソーを持っているようだった

筆者は今までいろいろなVRアトラクションを体験してきたが、チェーンソーを持ってのゲームは初めてだ。ちなみに、最近では林業の研修などでこのようなVR用チェーンソーが使われているそう。当然と言えば当然だが、VRの中でもこのチェーンソーがちゃんと表示されるので、とても感動した。

VR内の画像がないので恐縮だが、体験は至って簡単。目の前に迫ってくるカボチャ、こうもり、ゾンビなどを、チェーンソーで切りまくるだけ。時々爆弾が飛んでくるので、それだけは避けなければならない。間違えて爆弾を切ったり、爆弾に当たったりしてしまうと、スコアが大幅にマイナスされてしまう。チェーンソーも自分の身体も爆弾に当たらないように、全身を使って避けることが大事だ。

アトラクションは、このスペース内で体験する

筆者は、スタッフのお姉さんに「初見でこれはすごい!」と褒められるほどの高スコアを稼いだ。ゲームはそれなりに得意なので、結構手応えを感じた。近寄ってくるゾンビは少しだけ怖かったが、それも最初だけ。なぜなら、ステージが進むごとに飛んでくるもののスピードがどんどん上がるので、怖がっている暇がなくなるのだ。「ホラーが苦手!」という人にも、ぜひ挑戦してほしい。

没入感が半端ない。「BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR」

最後は、「バイオハザード7」の世界を自分の足で歩いて体験できる「BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR」(バイオハザード ウォークスルー ザ フィアー)を体験。原作の舞台である「ベイカー邸」に囚われた一人として、脱出を試みるというアトラクション内容。2人以上、最大4人で体験する。所要時間は30分程度で、料金は1人あたり税込2800円。3つのアトラクションの中で、このアトラクションのみ予約が必要だ。

入り口では、「バイオ7」の大人気キャラクター・ジャックがお出迎え。記念撮影も忘れずに
この広い空間をプレイフィールドとして利用する。公式サイトによると、総移動距離は450平方メートルにもおよぶ

筆者は「バイオ」シリーズの大ファンで、このゲームの原作である「バイオ7」もちろんプレイ済み。ちなみに、「バイオ7」はPlayStation VRのコンテンツにもなっていて、筆者はこちらも経験済みだが、このVRアトラクションは、その数年前という設定で、内容はまったく違うものになっている。なので、原作をプレイした人も、未経験の人も楽しめる。

まず軽く、このアトラクションのストーリーを説明する。アメリカのルイジアナ州では、行方不明事件が続いていた。さまざまな理由で渦中のルイジアナを訪れていたプレイヤーたちは、突然何者かに襲われ、気を失ってしまう。気がつくと、なんと大きな屋敷の地下室に囚われの身となっていた。その屋敷の家主は、「ジャック・ベイカー」。いったい誰がプレイヤーたちを誘拐したのだろうか。プレイヤーたちは、幸いにも銃を持ち合わせていた。同じ境遇にある者同士、協力してベイカー邸からの脱出を試みる──というもの。

原作にも登場するチェーンソーで襲いかかってくるベイカー氏

アトラクション体験前には、スタッフからの説明と映像で、体験中の注意事項の説明がある。体験時間が約20分間というボリュームたっぷりアトラクションなので、注意事項は特によく聞いておこう。体験時には、VRゴーグル、手には銃、背中にちょっと重量のある機材を背負う。

ゴーグルを装着すると、「バイオ7」をプレイ済みの筆者には、どこかで見たような景色が広がった。後から聞いたところ、VRの中のモデルは、原作ゲームのものをそのままを活用しているそうだ。今回は、1人で体験会に行ったので、特別にスタッフの方が1名、プレイヤーとして加わってくださった。2人での体験だと、振り返ると仲間がいるのが見えるので、とても安心感がある。怖がりの人でも安心して体験できるだろう。

「バイオ7」でお馴染みのモールデッドも登場

原作をプレイ済みにもかかわらず、思わず恐怖を覚えた。原作のVRはテレビの前でその場でのプレイだったが、このアトラクションは、世界の中に入って実際に歩いて動くため、臨場感・没入感がケタ違いだ。どういう展開になるかも予想できないので、ものすごいドキドキ感があった。

このアトラクションは、終始銃で敵を倒していくのだが、「弾切れ」に注意が必要だ。筆者は度々弾切れを起こし、大変苦労した。ただ連射するだけではなく、残りの弾の数に注意しながらプレイするのが肝心だ。とは言うもの、迫り来る敵に焦って弾の数など気にしていられなかった。はては誤射までしてしまい、とうとう万策尽きて、結果は「脱出失敗」に。それでも、大好きな「バイオ7」の世界に思う存分ひたれたので、大満足の内容だった。

本展で体験できるアトラクションは、ホラーというジャンルなので、怖すぎて途中でリタイアを希望するお客さんもいるとのこと。ガチで怖いということだ。無理して続ける必要はないので、気分が悪くなったり、辞退したい場合はすぐにスタッフに伝えよう。

ツイートで料金が割引になるキャンペーンも開催中

この3つのVRアトラクションを原宿アルタで体験できるのは今月末まで。ただし、「BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR」については、福岡県にある「地獄のタイトーステーション くらやみ遊園地」で常設されているとのことだ。

(TEXT by ことぶきめぐみ

●関連リンク
絶叫ホラーEXPO in 原宿ALTA ~絶叫必須!ホラーアトラクションを全身で体験せよ~公式サイト
絶叫ホラーEXPOin原宿ALTA公式Twitter
地獄のタイトーステーション くらやみ遊園地
株式会社ダイナモアミューズメント(主催)