日本ユニシスと東急不動産、VRモデルルームを共同開発 「ブランズシティ南草津」で導入開始

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日本ユニシス株式会社と東急不動産は、完成前のマンション購入検討の利便性向上を図るため、複数の家具メーカーと連携し、実在家具のCGを配した全51プランのVRモデルルーム(バーチャルモデルルーム)を作成するスキームを共同開発したと発表した。

全17タイプ×内装カラー3色(全51プラン)のVRモデルルームを提供することで、生活イメージが湧きやすく、購入検討しやすいツールの提供を目指す。導入の第1弾として9月18日より「ブランズシティ南草津」(所在地:滋賀県草津市)のマンションギャラリーの大画面シアターで公開する。

新築マンション販売現場では、複数ある間取りの中から代表的な1〜2タイプのモデルルームを設営し、それ以外のタイプは図面のみで情報を提供することが多かった。昨今ではVRモデルルームを作成するケースも増えてきたが、仮想の家具CGを配置するなど、物件の完成後を想像しにくい状況に留まっていた。

そこで日本ユニシスと東急不動産は、家具メーカー5社(アクタス、カンディハウス、リビングハウス、高野木工、日本フクラ)とのタイアップにより、VR上でこれらの家具メーカーの自社製品CGを配置し、51プランのVRモデルルームを作成。VRモデルルーム製作コストや日数を大幅に削減できるため、「ブランズシティ南草津」では、全タイプの間取り×内装(床・建具カラー)3色という大量のVRモデルルーム作成を実現した。

マンション購入検討者は、プロが選んだ実在家具でコーディネートしたVRモデルルームを内見することにより、リアルな室内イメージやインテリアで数多くのタイプを比較検討できるようになる。また、実際に気に入った家具や照明などはそのまま購入することも可能だ。

「ブランズシティ南草津」マンションギャラリーでは、全51タイプのVRモデルルームを約2.8m×1.9mの大画面シアターで公開。4K画像でよりリアルな内見が可能となっている。

●関連リンク
ブランズシティ南草津
株式会社アクタス
株式会社 米三 ディー・スクエア(カンディハウス:パートナーショップ)
株式会社リビングハウス
高野木工株式会社
日本フクラ株式会社