「バーチャル学会2021」が12/18に開催決定 9/4に事前説明会を実施

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バーチャル学会2021運営委員会は、「バーチャル学会2021」を12月18日に開催すると発表した。また、9月4日に事前説明会を実施する。

「バーチャル学会」は、VR空間での学術発表や交流を通じてVR空間での価値創造をアカデミックの面から促進する取り組み。VR空間における社会・経済活動を進めるべく、知識面から電脳世界の実現に貢献する。学会自体をVR空間内で行い、併せてYouTube Liveでも配信する。

<学会概要>
【会期】2021年12月18日(土)10:00~23:00
【プラットフォーム】
・cluster(基調講演、オーガナイズドセッション、口頭発表)
・VRChat(ポスター発表)
【公募開始】2021年9月4日(火)
【公募締切】2021月11月6日(土)
【公式サイト】https://sites.google.com/view/virtualconference-2021

また、バーチャル学会の開催に先立ち、発表希望者や徴候希望者に向けて、公募に関する情報を含めた事前説明会を実施する。

<事前説明会概要>
【日時】2021年9月4日(土)20:00~
【プラットフォーム】
・cluster:https://cluster.mu/e/7f4ca373-b447-4771-8619-32319839047c
・YouTube Live(バーチャル学会公式YouTubeチャンネル)で同時配信予定

■基調講演(cluster会場)
バーチャル学会2021の基調講演として、雨下カイト氏、清川清教授、豊田啓介氏が講演する。VR技術により未来はどのようなものになるか、そして私たちの世界はどのように変化するかについて、VRに関心のある人に向けた内容。cluster会場での直接聴講だけでなくYouTube Liveでの配信も行い、コメントを通じて質問も受け付ける。

雨下カイト氏

VR放送局VRoadCaster代表。バーチャルリアリティ技術者。2018年1月にPerception Neuronを使用した個人VTuberとしてデビュー。その後、VRSNS内で形成された文化を普及・発信するべく、2018年5月にクリエイター団体VRoadCasterを設立。現在は本業の傍らVRコンテンツのアドバイザーとして奔走中。VRSNSユーザー歴4000時間程度。

清川清教授

奈良先端科学技術大学院大学教授。日本バーチャルリアリティ学会フェロー。主宰するサイバネティクス・リアリティ工学研究室では、ひとりひとりに寄り添った「パーソナライズドリアリティ」を提供して、みんなが輝ける社会の実現を目指している。ヘッドマウントディスプレイをこよなく愛している。

豊田啓介氏

建築家/noizパートナー/gluonパートナー、東京大学生産技術研究所客員教授

1996-2000年安藤忠雄建築研究所。2002-2006年SHoP Architects(New York)。2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱・酒井康介と共同でnoizを主宰。建築や都市領域へのデジタル技術の導入と、新しい価値体系の創出に積極的にかかわる。建築情報学会副会長(2020年~)。大阪コモングラウンド・リビングラボ ディレクター(2020年)。

●関連リンク
・バーチャル学会(公式サイトTwitter