ホロライブEnglishのワトソン・アメリアが動物保護のためのチャリティー配信を実施、目標を大幅に上回る20万ドル超が寄付される

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英語圏向けVTuberグループ「ホロライブEnglish」に所属するVTuber、Watson Amelia(ワトソン・アメリア)さんが動物保護のためのチャリティー配信を実施し、視聴者らが20万ドル(約2200万円)を超える寄付金を送った。

9時間にわたるチャリティー配信は、6月6日の早朝4時(アメリカ太平洋標準時では5日昼12時)にスタートし、当初の目標金額5万ドル(約550万円)をわずか3分で達成

目標を10万ドルへと変更するも30分ほどで再び達成し、「Minecraft」や「プラネット ズー」などのゲーム実況を行なう中、7時間を過ぎた頃には20万ドル(約2200万円)を突破する。20分ほど延長された配信終了時の累計額は23万5千ドル(約2500万円)を超えていた。

集められた寄付金は、アメリカのユタ州に拠点を置く動物保護団体、「ベストフレンズ・アニマル・ソサエティ」に寄付されるという。こちらの団体はアメリカ最大の殺処分禁止保護施設を運営し、犬や猫の殺処分および「ホームレス動物」をなくすことを目的に活動しているとのこと。今回のチャリティー企画は、本人も「BUBBA(ババ)」と呼ばれる犬を飼う、愛犬家のアメリアさんらしい取り組みだったと言える。

なお、ホロライブEnglishはカバー株式会社が運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」傘下の海外グループで、アメリアさんは最初にデビューした5名(コンセプト名は「Hololive English -Myth-」)の内の1名。2021年2月には、YouTubeのチャンネル登録者数100万人を達成していた(関連記事)。ちなみに、「Watson Amelia」の「Amelia」が英語のファーストネームにあたる。

最後に、この寄付活動に使用されたサイト「Tiltify」のアカウントが、「@covercharity」という企業の名義で6月2日から登録されていたことも注目できるかもしれない。インフルエンサーとしても大きな影響力を有する、VTuberの活動としてこうした試みが実績となっていきそうだ。

(TEXT by 泉信行

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カバー株式会社