ARねぶたも出現 JR東日本・KDDI、東京駅などで東北をバーチャルに感じるイベントを24日より開催

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東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)KDDIは4日、東北観光のブランド化を推進する東北デスティネーションキャンペーン開催を記念し、バーチャルで東北を体験できるイベントを24日より開催すると発表した。場所は東京駅をはじめとした首都圏主要駅にて行う。参加費はすべて無料だ。

東北デスティネーションキャンペーンは、東北6県の自治体および観光関係者とJR6社が一体となって行っているキャンペーン。今年4月1日より9月30日まで6ヵ月間におよび開催する。東日本大震災から10年の節目となる東北において、各県の力をかけあわせ、東北の魅力を国内外へ発信、観光のブランド化を推進する取り組みだ。

本イベントでは、グランスタ東京「スクエア ゼロ」において、5Gをもちいた4Kの高精細のリアルタイム映像を投影する。3面に設置したスクリーンに高輝度プロジェクターを用いて、映像を投影することで東京駅にいながらまるで東北にいるような没入感が味わえるという。こちらは24日、25日の2日間での開催、両日とも午前11~午後6時までとなる。

また、対象の駅では、スマートフォンをかざすと青森ねぶたなどがARで出現するイベントも実施。アプリ「XR CHANNEL」をダウンロードすると、アプリ内の地図にて指定された場所で3DコンテンツをAR体験できる。

ARにて表示される画像をタップすると、観光案内や商品紹介が見られる。5Gエリア内では、シンボルマークが表示されるため、au 5Gエリアを体感することもできる。こちらは、9月30日までの実施予定だ。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化している中、東北では震災からの復興に向けて歩んでいる。JR東日本とKDDIは、5GやARなどの先端技術を用いて、魅力ある東北の今を発信することで復興の歩みに貢献するとのことだ。

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