バーチャルキャスト、バージョン1.8.0を公開 3Dオーディオ対応などボイスシステムを全面的に改修

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バーチャルキャストは7日、VRライブコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」の最新版となるバージョン1.8.0を公開した。Steamの専用ページからダウンロード可能だ。

新機能として、ボイスシステムを全面的に改修し、声が聞こえる方向や距離によって減衰する3Dオーディオを追加。さらに、タイトル画面にクイックスタートを追加、アイテムを触った際にハイライト表示に対応、視聴者が投稿したコメントに含まれる絵文字もバーチャル空間に降ってくるように改良──といったアップデートが含まれている。

その他のアップデートは以下の通り。

 
●仕様変更

・モザイクの粗さを変えられるようにしました
・ハンディカメラ・ゲストカメラでグリップボタン長押しで水平をとるようにしました
・指差しポーズの時にホワイトボードにお絵かきできるようにしました
・色を変更したい場合はペンを掴むことによって現在のペンの色が指に適用されます
・全体的にキャラクターの動きを滑らかにしました(ローパスフィルターの適用)
・クロマキー背景に黒を追加しました
・視野制限をリングメニューで変更可能にしました
・外部入力ディスプレイのクロマキーを設定でon/offできるようにしました
・リングメニューの音量関連をカテゴライズしました
・リングメニューによる音量調整が3段階設定だったのを、スライダーで細かく(101段階)調整できるようにしました
・マイク入力音量をタイトル設定画面で調整可能にしました
・バイブレーションの強度を変更可能にしました
・キャリブレーションシーンでトラッカーがある場合は人の画像をTポーズに変更
・設定でViveProEyeで表情変更中も眼球を動かせるようにしました

 
●不具合修正

・Twitterのコメントボードの名前がはみ出す場合がある不具合の修正
・ゲストであるにも関わらず、外部入力モニターの起動失敗時にアイテムを破棄してしまう不具合の修正
・巨大なモデルを読んだときに頭が床の高さになる現象を修正
・低身長アバターから高身長アバターに変更した際に腰位置がおかしくなる不具合を修正
・コメント窓が消せなくなる場合がある不具合を修正
・外部入力モニターのオプション候補が正しく表示されていなかったバグの修正

 
●VCI関連

・カメラのFOVをVCIスクリプトで操作できるようにしました。詳しくはこちらを参照してください。
・部屋主と凸者で、異なるバージョンのVCIが読まれる不具合の修正。この修正によって、SEED上でVCIファイルを更新しても、VC側では読み込み時のバージョンのVCIが表示され続けます。一度VCIを消して部屋に入り直し、再度読み込むか、コンテキストメニューからリロードすると、SEED上にある最新のVCIが読み込まれます。(VCI背景は強制リロード機能はありません)

 
 
●関連リンク
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