Yoshimoto ObEN AI Agency設立、「よしもと芸人AIプロジェクト」始動 ゆりやんレトリィバァが芸人AIアバター第1号に

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吉本興業株式会社

このたび、吉本興業株式会社とカリフォルニア州パサデナのデジタル空間でのコミュニケーションに革命を起こすパーソナルアーティフィシャルインテリジェンス(PAI)技術を作成する人工知能(AI)企業である ObEN(オーベン)は、合弁会社「Yoshimoto ObEN AI Agency(以下、YOAA)」を設立しました。そして、12月10日(木)ヨシモト∞ホールにて、記者会見を行いプロジェクトに関する概要を発表しました。

ObENは、AIを使ったアバターを作り、コミュニケーションができる仮想空間を作ることができる会社です。吉本興業に所属する約6000人のタレントと共にAI技術のコラボレーションによるエンターテインメントの新たなカタチを提供していきます。

会見当日は、株式会社よしもとセールスプロモーション取締役 志村一隆、ゆりやんレトリィバァ、野田クリスタル(マヂカルラブリー)が登壇し、 ObEN CEOのAdam Zheng氏も中国よりオンライン参加しました。合弁会社設立に関する概要説明、ゆりやんレトリバァの芸人初となるAIアバターや、3Dアバターを用いたバーチャルタレント事業について紹介しました。記者会見に関する詳細は別紙レポートを作成しましたので、ご参照ください。

皆さまにおかれましては大変ご多忙中とは存じますが、是非ともご紹介くださいますよう、お願い申し上げます。

<会社概要>

■会社名 :Yoshimoto ObEN AI Agency
■所在地:新宿区新宿5丁目18番21号   
■設立 : 2021年1月(予定)
■代表取締役社長 :志村一隆
■事業説明:吉本興業のIP・コンテンツと、ObENの最先端テクノロジーを組み合わせ、3Dアバターを開発・育成。オンラインコミュニティでの、エンターテイメント、コミュニケーション、マーケティングに革命をもたらします。

※オフィシャルサイト:http://yoaa.co.jp/
※オフィシャルTwitter:https://twitter.com/YoshimotObEN
※オフィシャルYouTube:https://www.youtube.com/channel/UCr0x2SsGxn8xfc20Svv52wg

<吉本興業株式会社>
会社名:吉本興業株式会社
代表者:代表取締役社長 岡本 昭彦
本社所在地:大阪:〒542-0075 大阪市中央区難波千日前11番6号
東京:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目18番21号
事業内容:タレントマネジメント・エージェント並びにソフト・TV・ラジオ番組及び、演芸・演劇の制作・配給・興行

<ObEN,Inc.>
会社名:ObEN,Inc.
代表者:CEO Adam Zheng
本社所在地:カリフォルニア州パサデナ
事業内容: バーチャル及びデジタル空間でのコミュニケーションに革命をもたらすパーソナルAI技術を開発し。パーソナル人工知能(省略:PAI)アバターのカスタマイズができるサービスを提供

吉本興業×ObEN 合弁会社Yoshimoto ObEN AI Agency設立「よしもと芸人AIプロジェクト」発表記者会見レポート

●タイトル

よしもと芸人AIアバターが切り拓く!新しいエンターテインメントの未来とは?

●本文

アメリカ・カリフォルニアを拠点とするテクノロジー企業ObEN社と吉本興業による合併会社Yoshimoto ObEN AI Agency(YOAA)の設立発表記者会見が、12月10日(木)、ヨシモト∞ホール(東京都渋谷区)にて、開催されました。よしもとセールスプロモーション取締役志村一隆、ゆりやんレトリィバァ、野田クリスタル(マヂカルラブリー)が登壇。ObEN CEOのAdam Zheng氏は中国からオンラインで会見に参加しました。会見では、吉本興業に所属する芸人とObEN社のテクノロジーのコラボレーション事業となる「よしもと芸人AIプロジェクト」の始動発表など合弁会社の事業について説明しました。

ObEN社はAIを使ったアバターを作り、コミュニケーションができるバーチャルおよびデジタル空間を作ることができる会社です。

「よしもと芸人AIプロジェクト」はこの技術を応用して、芸人を3Dアバター化するプロジェクトです。アバター化された芸人は、言語の変換が可能なため、時間や言語の壁にとらわれず国境を越えてグローバルな活躍ができます。

会見ではその「よしもと芸人AIプロジェクト」の第一号芸人AIアバターに選ばれたゆりやんレトリィバアが登場しました。ゆりやんは自身の3Dアバターの制作にあたり、声のサンプル提供と、360度からカメラで撮られる撮影を行ったことを振り返ります。ゆりやん本人もまだ完成したアバターを見ていないなかで、約2年の制作期間をかけられたゆりやんのAIアバターが画面に登場しました。

ダイエットに成功したリアルゆりやんよりも太ったゆりやんアバターが、自己紹介を行います。冒頭から「初めまして広瀬すずです」と一ボケ。その後も本物のゆりやんが言いそうなギャグを連発します。実物と遜色ない声やテンポで話していきますが、ゆりあやんが事前に声を吹き込んだわけではなく、収録しておいた声のサンプルを元にアバターが自由自在に喋っているとのこと。ゆりやん自身も驚きの表情を浮かべていました。さらに日本語だけでなく英語、中国語で話す映像が披露されると、「すごい」と驚きの表情を浮かべていました。

吉本興業は芸人が出演するゲームをこれまでも制作していますが、これからはゲームの中に3Dアバターを登場させることでさらに多種多様なゲームの製作が期待できます。会見では吉本初のゲームクリエイター、マヂカルラブリーの野田クリスタルが登場して、AIアバターを使った新作ゲームをお披露目しました。

野田クリスタルは「とんでもないソフトができてしまった」とゆりやんのAIアバターを使ったゲームに自信満々の様子。「ゆりやんレトリィバアの上位互換にあたる」パーフェクトレトリィバアをゲームの中に取り入れることに成功したと言います。そこでリアルゆりあんと、ゲームの中のパーフェクトレトリィバアによる大喜利対決が行われ、会場は盛り上がります。

今後の展望を聞かれた野田クリスタルは「アバターを利用して、芸人育成ゲームや芸人格闘ゲームなど、様々なゲームを作っていきたい」と語ります。

3つ目のプロジェクト紹介ではイケメンVtuber陸斗がVTRで登場。陸斗の原画は薄桜鬼なども手掛けているカズキヨネ氏が担当していることも発表されました。日本語と中国語を流暢に話す陸斗の姿に会場は驚きに包まれました。中国のSNSやコンテンツプラットフォームでVtuberとして活躍を目指していくことが発表されました。

技術が進化していけば、IPPONグランプリの一席がAIアバターになったり、アバターだけで番組を成立させる日がやって来るかもしれません。他にもカスタマーセンターのコンシェルジュとして活用されるなど、より実用的なアバターの利用も更に進化していくとのことでした。

今回の合弁会社の設立によしもとセールスプロモーションの志村一隆取締役は、「AIが作り出すものをリアルの芸人さんが取り入れて、交互にコミュニケーションをしていくと、お互いがより面白くなっていくのではないか」と未来への展望を語り、会見を締めくくりました。

◇ゆりやんアバター自己紹介動画 https://youtu.be/cZBDXUIaYZI
◇陸斗自己紹介動画 https://youtu.be/ps41KS9iJrc

■会見ならびに本リリースで使用している素材につきましては下記URLよりダウンロードをお願い致します。
・ゆりやんレトリィバァAIアバター動画(日本語、英語、中国語の3動画)、陸斗動画(日本語・中国語で挨拶1動画)
・ゆりやんレトリィバァAIアバター静止画、陸斗原画、YOSHIMOTOロゴ、ObENロゴ
https://16.gigafile.nu/1216-5af308c93f05570022f65a77e303aa5b

■会見時オフィシャルスチール素材は下記よりダウンロードください
https://4.gigafile.nu/1217-b627eea6674f9dd9601c7c11ee789c44
※写真、動画のクレジット表記:ⓒYoshimoto ObEN AI Agency

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