アナウンスや食レポの仲良し対決に「てぇてぇ」 にじさんじランド、アルス・アルマル&葉山舞鈴ステージをレポート

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神奈川県川崎市にある遊園地・よみうりランドにて12月13日まで開催している「にじさんじランド Vol.1」。ホールイベント2日目第1部の出演者は、アルス・アルマルさんと葉山舞鈴(はやままりん)さん。仲のいい2人で、互いをマルちゃん、舞鈴ちゃんと呼び合っているので、本稿でも採用させていただきたい。


今回は影ナレから出演者 お悩み相談フォームも

開始5分前。来場者への注意がマルちゃんと舞鈴ちゃんから影ナレーションとして流れた。ごくごく普通のアナウンスではあるが、その普通のアナウンスを二人が担当してくれるというサービス精神に早くも会場は暖まった。この日は新型コロナウイルス感染防止のために声を出しての応援は控えるようにというお願いがあったため、声は上がらない。それでも盛大な拍手から、明らかに集まった人たちの熱気の高まりを感じることができた。

せっかくのリアルイベントなのにお客さんは発声が出来ない。それでも会場に来てくれたお客さんとの交流をということで、会場にはお悩み相談フォームへ誘導するQRコードが開演前に表示されていた。こういう心遣いがニクい。

13時を迎え、二人がついに登場する。仲の良さそうなやりとりの中、遊園地のイベントという特別な場に出られたことに対する喜びが感じられた。

「あなたたちの拍手が私たちの緊張感を解かしております!」
「拍手小さいよー!?!?」
\\パチパチ//

「こういうイベントは初めてだよね?」
「噛み噛みだよ!」

と初めての緊張感を漂わせつつも、リアル会場のイベントでファンと交流していることを意識した挨拶で、ファンとの意思疎通を忘れていなかった。

「ところでマルちゃん。葉山たちも、すっかり先輩になっちゃったんだからさ。後輩たちにも、客席のみんなにも、見せてあげたいわけさ」
「何を見せるの?」
「マルちゃんよりも葉山のほうが、こういうステージで上手にMCができるってことだよ」
「いやいやいや。何言ってんの。僕のほうができますから!」

「というわけで、ステージの内容はこんな感じでーす!」

と、ステージの内容を紹介する。

どちらのほうがMC力が上かということを、いろんなお題で競い合うわけだ。

「負けないからな」
「こっちだって負けないぞ」

と、2人はやる気をバッチリアピールしつつ、ステージは始まっていった。


アナウンス対決は邪魔し合い!?

最初は「読めるよね? アナウンス対決!」のコーナー。MCたるもの原稿を上手に読めないといけないから、という理由からだ。

まずは舞鈴ちゃんから。下読みとして設けられた30秒の間、マルちゃんが「今日は何食べた?」などと容赦なく邪魔をしていき、舞鈴ちゃんは結局、それに答えてしまって時間を無駄にしてしまう。実際に原稿を読んでいる最中にも突っ込みを入れて邪魔をするマルちゃん。このコーナーの戦い方が決まった瞬間だった。下読みのはずの時間中にツッコミを入れたりじゃれ合ったり、勝敗を決する客席からの拍手をもらう直前にアピールしたり。1戦目からとにかく面白い対決だ。

StarryResonanceオーディション

流石はバーチャルライバー、2人はただ原稿を棒読みすることはなく、ダイナミックな抑揚を付け、時には自分なりのサービスを加え、原稿を面白く読み上げていく。客席も、その腕前に拍手喝采したり、彼女たちのボケとツッコミへ笑い声をあげたいのをこらえたりと、忙しい時間を過ごすことになった。

観客の拍手で決めた勝敗は引き分け。

「私たちぃ、MCがぁ、出来ちゃうんです!」
「企業の方々いつでも呼んでください!」

とアピールを欠かさないところもしっかりしていた。


ちょっと理不尽な(?)NGワード有りの食レポ

ここからはニコニコ生放送では有料パートとなった部分。NGワード対決の食レポだ。

園内の人気メニューを試食し、その感想を言う食レポをするのだが、本人には知らされていないNGワードがある。その言葉を口にしてしまったら、試食もろとも終了というルールだ。

マルちゃんが食べるのはミネストローネ。会場と舞鈴ちゃんに知らされたNGワードは「あたたかい/あたたまる」だ。

「いまからね、たっぷりお肉のミネ……フ……ストローネをね」

といきなり料理名が怪しくなりつつも「こんなに具が入ってていいの?」「うめえ!」「トマト大好きだから」と美味しそうな感想を述べていく。そこに舞鈴ちゃんが「口の中どんな感じ?」と聞いて

「あったかい!」

と答えたマルちゃん、ブザーが鳴って終了した。舞鈴ちゃんのトラップ大成功でマルちゃん「鬼だー!」と叫んだり大騒ぎ。

続いて舞鈴ちゃんが食べるのはポップコーンチキン。なんとNGワードは「うまい」だ。

一口食べて「おいしーい!」「うまっ!」と叫び、無情にもブザーがなる。

まさかの即NGに舞鈴ちゃんは大騒ぎ。会場も拍手で応える。ちなみにブザーが鳴った後は、美味しさが的確に伝わる良い食レポをしていたのがまた悔やしそうだった。

この勝負は当然、マルちゃんの勝ち。


意外にガチ回答だったお悩み相談のコーナー

開演前に募集していたお悩みに回答し、どちらの回答がためになったかで勝敗をつけるコーナー。

「マルちゃんはお悩み相談ってやる?」
「1人ではやらないかな。ニュイちゃんとかとはやったことある」
「普段さ、(舞鈴ちゃんは)お悩み相談をするほう? されるほう?」
「するほうかな」

と悩み相談はそこまで得意ではなさそうな2人。どうなるのか。

会場の人が声を出せない代わりに、全員目をつぶってもらい誰からの相談なのか手を上げてもらったり。難しい状況の中でも観客を見て、一緒の時間を過ごしているのだという体験を意識した進行だったのがとても印象的だった。

食費5万円から節約したいというお悩みには

「一日いくら?」
「計算できません!」

というボケを見せつつも、

「うまい棒をすりつぶしてご飯にかけてください」(マルちゃん)
「人におごってもらったら?」(舞鈴ちゃん)

と予想外の答えをぶちかまし、会場は大盛り上がりとなった。

4つのお悩みに対して、マルちゃんが1勝、舞鈴ちゃんが2勝、引き分けが1となり、舞鈴ちゃんの勝利となった。

「悩み相談できたね。定期的にやろっか?」
「いいね、やろやろ!」

と2人も気に入った様子だった。


想像と現実の差が楽しいイメージ調査

2人が考えてきた「○○なのはどっち?」というお題に対して、会場の拍手の大きさで決めていくコーナー。これは勝敗を付けるコーナーではなく、純粋なイメージ調査のコーナーだ。

部屋が汚そうだったり、食べ物の好き嫌いが多そうだったりというイメージがあったのはマルちゃん。ファンから届いた段ボールがたくさんあるだけなんだと弁解していた。

面白かったのは「ぎっくり腰になったことが多いのはどっち?」というもの。実は2人は「魔女の一撃」(ぎっくり腰)の経験者で、お互いの配信の話題にもなっていた。会場のイメージはマルちゃんの方だったが、実は癖になっているのは舞鈴ちゃんのほうらしい。

「運動が出来そうなのはどっち?」では、マルちゃんはまさかの無拍手。「1人くらい拍手しろよぉ!」という叫びによって、ひっそりとパチパチがあがったりもしていた。ただ、圧倒的に拍手が多かった舞鈴ちゃんは今、腰を痛めているからあまり運動ができないようだったので、ここにもイメージとのギャップが現れていた。

「オフコラボに遅刻してるのはどっち?」ではマルちゃんのほうが拍手が多かったが、実際はどっちもどっちとのことだった。イメージとその実態を語ってくれたことで、より彼女たちを深く知ることが出来る楽しいコーナーになった。


こうして全てのコーナーは終了。2人の「すごい楽しかったー」という感想と、大きな拍手の中、イベントは終了していった。

なお、MC対決は、両者1勝1敗1引き分けで、引き分けであった。こんなところも相性バッチリ! 終始、2人の仲のよさを純粋に楽しめたステージだった。

(Text by Yuichi Matsushita)

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