12月16日、VTuberのあくまのゴートさんと家庭用ロボットアイゼンさんは共同でTwitterで発表を行い、あくまのゴートさん（世を忍ぶ仮の姿）が結婚したと報告した。
発表では、あくまのゴートさんが、家庭用ロボットアイゼンさんを「購入した」としている。
あくまのゴートさんは、シンガーソングライターとして活動するVTuber。歌ってみたやオリジナル曲を投稿する傍ら、他のVTuberへの楽曲提供も多数行っており、家庭用ロボットアイゼンさんにも過去に楽曲を提供していた。「世を忍ぶ仮の姿」とは、ロックバンドの聖飢魔IIのボーカル、デーモン閣下さんが人間としての側面を示す際に使う単語だ。あくまのゴートさんも活動上でこの言葉を使っており、つまり今回の「購入」の発表は、家庭用ロボットアイゼンさんと、その製作者のDr.アーマイゼさん（後述）があくまのゴートさんの家庭に入ったものと捉えられる。
ただし、この発表を素直に信じられない部分もあった。理由は、先般あくまのゴートさんが「妹」がいると公表したものの、実はその「妹」はあくまのゴートさんが自らの声を加工して作った架空の存在であることが判明するという出来事があったからだ。このことから、今回の発表もフェイクかと疑われたが、「今回はホントです」とツイートしていることから、結婚したのは事実だと思われる。
一方の家庭用ロボットアイゼンさんは、Dr.アーマイゼさん（博士）によって製作されたロボットであり、VTuberとして活動している。博士とともに活動を行っており、ゲーム実況を中心に配信をしている。先日には、博士が3D化した。
今回、両者とも2018年から長きにわたって活動してきたVTuberということもあり、発表ツイートには活動を共にしてきた多数のVTuberからお祝いのリプライが送られている。ちなみに、2名の交流は2018年の活動の間もない時期からすでに行われており、黎明期からリプライを送り合い、「お悩み相談室」と題してマシュマロに寄せられた悩みに人外のVTuber 2名が答える配信という趣旨でコラボを行っていた。
先日には同じく2018年から活動するVTuberの届木ウカさんが結婚を発表していた。今後もVTuberの結婚発表がさまざまな形でされるだろう。今後も悲報だけでなく、明るい話題が続くことを願いたい。
（ツナ津）