【海外】がうる・ぐらのオリ曲「REFLECT」の作曲家インタビューがインドネシアのメディアに掲載

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ホロライブEnglishの「サメちゃん」ことがうる・ぐらさんのオリジナル曲「REFLECT」の作曲を手掛けたインドネシアの作曲家、Farhan Sarasinさんのインタビューが6月24日、インドネシアのアニメ・ゲーム系情報サイト「Duniaku.com」に掲載されている。

ファンにとっては興味深い背景も回答されており、その一部を紹介したい。インドネシア語の元記事は以下の公式Tweetからも閲覧できる。

「驚異的な曲の背後にあるアイデアをここから覗いてみましょう!」

がうる・ぐらさんの「REFLECT」は、6月21日にYouTubeに投稿。驚異のスピードで動画再生数が伸び続け、25日現在ですでに300万回再生を超えている。

Gawr Gura – “REFLECT”(作曲:Farhan Sarasin、作詞:Neko Hacker, Gawr Gura)

その作曲を担当したFarhanさんは、同じプロダクション傘下の「ホロライブインドネシア」に向けて、2期生であるパヴォリア・レイネさんのオリジナル曲「Gate Open: START!」や、1周年記念全体曲「id:entity voices」を作曲してきた海外のホロライブ曲との縁の深いミュージシャンなのだ。

Pavolia Reine – “Gate Open: START!”(作曲:Farhan Sarasin、作詞:Farhan Sarasin & Pavolia Reine)
hololive Indonesia – “id:entity voices”(作曲:Farhan Sarasin、作詞:Datenkou)

インドネシアは独自の音楽文化を持つだけでなく、VTuberと現地ミュージシャンのコラボが活発な傾向にあるのは、以前の記事でもお伝えしてきた(関連記事)。今回のDuniaku.comも、過去にそれらのニュースを掲載してきたことからFarhanさんへのインタビューに繋がったのだろう。

チャットを用いた質問は5つあり、「古代ギリシアの雰囲気を持った楽器」のパートが「REFLECT」に存在することに触れたものがある。「このアイデアはFarhanさんとぐらさん、どちらが先ですか?」の問いに、Farhanさんは「アイデアはアトランティス(へのオマージュ)から来ているので、ぐらからです」と回答。

ぐらさんは公式プロフィールによると、アトランティスの末裔とされている。アトランティスとは、古代ギリシアの哲学者が著書に記した伝説の島の名。彼女の故郷であるアトランティスへのオマージュとして、「ギリシャを感じさせる電子音楽」を作成したのだとFarhanさんは答えている。

ちなみに楽器の要素だけでなく、ぐらさん自身が作詞に参加した歌詞(日本のトラックメイカーユニット「Neko Hacker」との共同)では「ギリシャ語」のフレーズも用いられていて印象的だ。

[ORIGINAL] REFLECT – Gawr Gura – YouTube

動画内で字幕を設定すると、イントロ部分で「​Εκ λόγου άλλος εκβαίνει λόγος」、アウトロ部分で「Ουδέν κακόν αμιγές καλού」と歌われているのがわかる。それぞれ「泣きっ面に蜂。(日本語字幕)/One word brings anoter.(英語字幕)」、「悪の裏は善。(日本語字幕)/Nothing bad is without something good.(英語字幕)」という翻訳付きだ。

特にイントロの言葉は、エウリピデスのギリシア悲劇「トロイアの女」からの引用だろうというファンによる推測も。こうした曲のコンセプトが、オリジナル曲を歌うVTuber側の発案から広がっていると分かるのは、ファンにとっても刺激的な情報だろう。

(TEXT by 泉信行

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●関連リンク
Gawr Gura「REFLECT」販売リンク
・Farhan Sarasin(Twitter / YouTube
・がうる・ぐら(Twitter/ YouTube
・パヴォリア・レイネ(Twitter/ YouTube
・ホロライブインドネシア(Twitter/ YouTube